YDNやGDNの平均掲載順位について

PPC広告の重要な指標として「平均掲載順位」というものがあります。

配信中の広告が期間中に平均何位で掲載されたのかを示す重要な指標です。広告運用ではこの指標をもとに入札単価や配信条件を変更し、改善を続けていきます。

リスティング広告の運用ではこの指標を重要視しますが、ディスプレイ広告(YDN/GDN)の運用では平均掲載順位を重要視する必要はありません

なぜディスプレイ広告では重要視する必要がないのでしょうか。リスティング広告では非常に重要な指標なのにディスプレイ広告では無意味な指標とは…。同じ「平均掲載順位」なのに不思議ですよね。

今回はディスプレイ広告の平均掲載順位の考え方についてご紹介します。

これからPPC広告を始める方、運用を始めて間もない方は下記の運用マニュアルもぜひ合わせてご覧ください。現場で使えるPPC広告の運用ノウハウをまとめています。

リスティング広告の運用マニュアル

ディスプレイ広告(YDN/GDN)の運用マニュアル

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ディスプレイ広告は1位のみ表示される

リスティング広告は検索結果の上から順番に1位、2位となっていますのでルールとしても分かりやすいですよね。ユーザーにPRしやすい順です。

しかし、ディスプレイ広告は上から順に表示する仕組みではありません。ディスプレイ広告はサイト内の広告枠ごとに他社広告との入札競争となります。他社との入札に勝った広告だけが表示されます。つまり、広告枠に表示されている=1位ということになります。

ページ内の1つの広告枠につき1つの広告が表示されますので、当然ながら2位以下は表示されません。

※イメージ広告でなく、テキスト広告が採用された場合は2位以下の広告も表示されます

平均掲載順位が[1.1][1.2]になる理由

YDNやGDNのレポートを確認していると、平均掲載順位が「1.1」や「1.2」など小数点以下がある順位になっている場合があります。

リスティング広告では2位や3位も表示されますので平均されると端数になるのは理解できますが、2位以下が表示されないディスプレイ広告で、なぜ端数が出るのでしょう。

このような小数点以下が付く順位はYDNやGDNのテキスト広告のみに発生します。画像広告は必ず1.0となります。

テキスト広告が表示された場合に2位や3位の扱いになる

サイト内の画像広告エリアを「画像もテキストも可」とサイトオーナーが設定している場合、そのエリアにはどちらの広告タイプも表示されるようになります。

このエリアにテキスト広告が表示された場合、画像広告のサイズを埋めるようにテキスト広告が2つ、3つと並んで表示されることがあります。これがYDNやGDNの掲載順位1位、2位、3位と扱われます。ranking
このように何度も2位、3位の順位でテキストタイプが掲載されると、平均順位が「1.1」や「1.2」という数値になっていくわけです。これが端数の入った平均掲載順位が表示される理由です。

ディスプレイ広告の平均掲載順位は気にしない

ディスプレイ広告の平均掲載順位はリスティング広告の概念と大きく異なることがお分かり頂けたと思います。どの広告もほとんど1.0に近い順位になりますので、この順位を追いかけても特に意味はありません。

ディスプレイ広告は、表示回数やクリック数、クリック率の指標をチェックして運用を行うことが大切ですね。

関連記事:リスティング広告とディスプレイ広告の違い

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