リスティング広告のヒアリングシートで聞くべき質問10選

リスティング広告において施策前のクライアントへのヒアリングは非常に重要です。リスティング広告のヒアリングシートは代理店のノウハウが詰まっているため、サンプルやテンプレートはあまり公開されていません。

本記事では、リスティング広告におけるヒアリングで押さえておくべき重要なポイントを10項目厳選しましたので、参考にして頂ければと思います。

これからリスティング広告を始める方、運用を始めて間もない方は下記の運用マニュアルもぜひ合わせてご覧ください。現場で使えるリスティング広告の運用ノウハウをまとめています。

リスティング広告の運用マニュアル

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1. リスティング広告を利用する目的は?

リスティング広告運用を代行する際、クライアントにヒアリングする最重要項目です。目的の共有なしに成果を出すことはできません。この目的が全施策の「軸」となります。

リスティング広告は目的を達成するための手段の1つであり、利用すること自体が目的ではありません。クライアントは売上増加や会員獲得など最終的な目的を必ず持っているはずです。何のために費用を払ってリスティング広告を利用するのかをしっかりと共有しておきましょう。

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2. 取扱い商品・サービスを教えてください

クライアントの取り扱っている商品やサービスをしっかりと把握しましょう。リスティング広告の目的に応じて、全商品・サービスが対象なのか特定の分野だけなのかも事前に把握しておく必要があります。

3. 競合サイトを教えてください

設定した広告は、多数の競合サイトと同じ画面に並ぶことになります。競合サイトは何を訴求しているのか、何が強みなのかを把握しておき、クライアントの施策に応用しましょう。

4. ターゲット層・商圏エリアを教えてください

限りある広告予算を有効活用するためには配信ターゲットの選定・絞り込みは必須条件です。

リスティング広告は何も指定せずに運用すると全国のユーザーに配信されます。商圏エリア外のユーザーにクリックされると無駄なコストが発生する原因となります。新聞や折込チラシの販促でもエリアを限定するのと同じようにリスティング広告でも効率的に運用できるようクライアントのターゲット層や商圏エリアをヒアリングしましょう。

また、クライアントサイトのアクセス解析データを提供してもらい、YahooやGoogleなどの検索エンジンの訪問割合も把握しておきましょう。リスティング広告運用時にそれぞれの媒体に割り当てる予算配分の参考にもなります。

5. サイトURL・コンバージョン計測URLを教えてください

リスティング広告を配信するサイトを確認しましょう。商品購入や会員登録などのコンバージョンが完了するURLも確認し、広告管理ツールで発行するタグを埋め込みます。タグの埋め込みについてクライアントに依頼できるのか代理店にて行うのかも確認しておきます。

6. コンバージョンを計測できる体制は整っていますか?

商品購入や会員登録などのコンバージョンは、Webサイトへのタグ埋め込みにて計測できます。この時点では広告管理ツールでの計測は可能ですが、GoogleアドワーズではGoogleアナリティクスと連携することでさらに詳細な分析が可能になります。アカウントを連携してもらえるようであれば依頼してみましょう。

また、コンバージョンはWebサイトだけで完結できるものだけとは限りません。例えば、Webサイトを見た後に電話での注文、予約をもらうことがコンバージョンであればWebサイトではコンバージョンが発生しません。電話での受付体制が整っているかも確認しておきましょう。受付をした担当者がリスティング広告経由かどうかを確認できるような施策を検討する必要があります。

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7. 月額予算はおいくらですか?

実はこの質問は正しいとも間違っているとも言えます。少しややこしいかもしれませんが、本質を理解して頂ければと思います。

一般的に企業が何かを始める際は先に予算があり、その範囲で実施します。ただし、リスティング広告の場合は先に予算ありきではなく、どれぐらいの効果を見込むかによって予算は変わります

よくクライアントに「月額予算はいくら必要ですか?」と質問を受けます。もちろん、この考え方も間違えではありません。企業であれば当然、確認すべきポイントです。こういった質問を頂いた際には次のように説明しています。

「ユーザーがコンバージョン(商品購入や会員登録など)を達成するのは1%前後です。そして平均クリック単価が100円としましょう。1ヶ月に10人分のコンバージョンを獲得したいのであれば、単純に計算するとサイトへ1,000人誘致する必要があります。つまり、100円×1,000人=100,000円が予算として必要となります。」

このように伝えることで、クライアントと予算感覚を共有することができ、スムーズに月額予算を決めていくことができます。

ですので「どれぐらいの効果を見込みたいですか?」という質問が分かりやすいかもしれませんね。

関連記事:リスティング広告の予算入金について

8. 掲載期間のご予定を教えてください

リスティング広告は特に指定なく広告作成すると、広告の審査が通り次第、配信が始まります。

期間限定配信にする場合や商品発売日、店舗の開店日に合わせて配信する場合などは事前にそういった情報を共有しておき、スケジューリングする必要があります。

9. 重要視しているキーワードは何ですか?

リスティング広告の要ともいえるキーワードについて確認しておきましょう。クライアントの商品・サービス名称やそれ以外にもどういったキーワードを重要視しているのかを把握する必要があります。

運用していく過程で効果の上がるキーワードは見つけていくことができますので、初回設定のキーワードとして参考となるようにヒアリングをしておきましょう。

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10. ご請求方法はどうしますか?

広告予算の入金・請求についてはクライアントと代理店のどちらが対応するか事前に決めておきましょう。クライアントのクレジットカードにて支払う設定であったり、銀行振込を対応してくれる場合は、請求に関しては気にしなくてもかまいません。広告管理ツールでPDFにて発行・印刷もできます。

最後に

施策前のヒアリングはクライアント、代理店の両社で認識を共有するためにも大事な工程です。特にリスティング広告を行う目的の共有はすべての施策の軸となりますので、しっかりと共有しておきましょう。

ご参考になりましたら幸いです。

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