耳に水が入ったときの水抜き方法

プールや海で泳いでいるときに水が耳の中に入ってしまった経験をされた方も多いと思います。

サッと水が出てきてくれるといいのですが、いつまで経っても出てこないとゴロゴロと頭の中で音がなっていて不快ですよね。

一年を通じてスポーツクラブで水泳していたり、夏場の学校水泳の期間中は泳ぐ機会が普段よりも増えますのでその分、水が耳に入る可能性は高まります。

耳の水抜きはこれで絶対に水が出てくるという手段はありません。体調や季節などによって適している手段が異なります。

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耳の中に入った水が出てこない理由

まずは、なぜ耳の中の水が出てこないのかを知ることが大切です。

外部から入った水が溜まるのは外耳道と呼ばれる管状の器官になります。いわゆる耳の穴です。耳掃除をするときに綿棒などをコソコソっとする部分です。鼓膜はその先にあります。

原因は水の表面張力

耳に入った水には表面張力という作用が働いています。

水の分子はできるだけ小さな表面になろうとする作用が働いています。これを表面張力といいます。

例えば、テーブルの上に水滴を落としたときに水がベシャっと広がらず、それぞれが玉のように水滴となりますよね。水は表面張力によって表面積の小さい球体を維持しようとしています。

そのため、外部から水に力が加わっても水自体の内側に戻す力が勝っている限り、形を崩して流れ落ちることがありません。この表面張力が耳の水抜きを難しくしている原因です。

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耳の水抜きの方法は?

耳に水が入ったときに水抜きするための効果的な手法をご紹介します。

1. 頭を傾けてトントンとジャンプする

最もアナログで効果的な手法は今も昔もこの方法です。

水が入ったほうの耳を下側に傾けてトントンとジャンプします。大抵の場合はこの手法を何度か繰り返しているうちに「ジュッ」という音とともに水抜きができるでしょう。

この手法のポイントは硬い地面の上で行うということです。畳やカーペットなど柔らかい床ので行うと着地した際に受ける反動が床に吸収されてしまい、耳の中の水が受けるエネルギーも小さくなってしまいます。そのため、十分な反動を受けることができず水の表面張力に負けて流れ出てくれません。

2. さらに耳に水を入れて呼び水の効果を狙う

水の表面張力には限界があります。

先ほどの例のようにテーブルの上に水滴を作ったとしても直径1cmほどの水滴が自立することはありませんよね。せいぜい数mmの大きさです。

小さな水滴に何滴か水を落としていくと、ある程度の段階でベシャッとつぶれます。この効果を水抜きに利用します。

水の入ったほうの耳にさらにポタポタと水滴を入れていきます。くれぐれもコップなどで一気に水を流し込むようなやり方はしてはいけませんよ。

手を濡らして指先からポタポタと水滴が落ちるような状態で一滴ずつ耳の中に落としていきます。一滴入ったら前述した手法の頭を傾けてトントンとジャンプしてみる。出なければさらに一滴落としてみる。トントンとジャンプ…これを繰り返します。

オリンピックの金メダリストである北島康介選手もこの手法を取り入れていたようです。

耳に水が入ったら、さらに水を足す。康介はいつもこの手法でやっている。

知識ゼロからのスイミング入門より

水泳選手は耳に水が入る機会も多いでしょうから、選手が採用している手法というのは根拠がありますよね。

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3. ドライヤーの温風で蒸発させる

耳に入った水を蒸発させるためにドライヤーを利用する手法もあります。

なかなか水が流れ出てくれない場合に効果的です。

耳からドライヤーを30~50cm離して弱い温風を耳にあてます

注意点としては

  1. ターボなどの強風で使用しない
  2. やけどするような近距離でしない
  3. 長時間しない

が挙げられます。

目安としては30秒ほどトライしてみて効果がなければ止めておきましょう。長くやりすぎるとやけどや耳鳴りなど耳の炎症につながる危険性もあります。

しばらく耳の中を暖めて効果がなければ、別の手段を試すほうがいいですね。

耳の水抜きでやってはいけないこと

水抜きをする際にやってはいけない手法もあります。

水抜きするときに思いつきやすいのが綿棒での水抜きだと思います。

しかし、水が溜まっているのは耳のかなり奥で、鼓膜の手前あたりということが多いです。なかなか水抜きができないからといってどんどん綿棒を奥まで突っ込んでしまうと綿棒で鼓膜を傷つけてしまう危険性があります。

そういった理由から綿棒での水抜きはおすすめできません。

水泳ダイエット

最後に

プールや海で耳に水が入ってしまった場合、すぐに水抜きができなくても焦る必要はありません。一晩眠ると知らない間に蒸発していたということもあります。ただ、ずっとゴロゴロと頭の中で聞こえるので気持ちは悪いですね。

何日も水抜きできない状態になった場合は、早めに耳鼻科の先生に診てもらいましょう。よほど特殊な場合でない限り、あっという間に水抜きしてくれますよ。

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