MVNOの意味が分からない!という人でも理解できる具体例で解説します

「格安SIM」という言葉と共によく聞くようになったのが「MVNO」です。

MVNOは「Mobile Virtual Network Operator」の頭文字から取っており、読み方はそのまま「エム ブイ エヌ オー」と読みます。

MVNOは日本語では「仮想移動体通信事業者」という意味になります。docomoやau、SoftBankなどのキャリアから通信回線を借りて、通信サービスを提供している別の事業者のことを指します。

docomoなどキャリアのことを「MNO(移動体通信事業者)」といい「MVNO」はこれに「V(仮想)」が付いていることが分かります。つまり、自分では回線を持っていないが通信サービスを提供しているという意味で使われます。

楽天モバイル、イオンモバイル、mineo(マイネオ)などはすべてMVNOです。

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MVNOとは何か?具体例で解説

MVNOについてはどこで調べても大体同じようなことが書いてある。しかし意味がよく分からない

そう思われる方も多いでしょう。電波や回線という目に見えないサービスなので、なかなか具体的にイメージが沸きませんよね。

ですので、本記事では皆さんが普段の生活で利用している身近なものを使った具体例で説明したいと思います。

※以下は仮想の話ですので、実際の企業の話ではありません

「通信回線」を「線路」に置き換えてみよう

docomoやau、SoftBankなど主要キャリアが所有する通信回線を借りている楽天やイオンのことをMVNOと呼ぶとご説明しました。

しかし、これがそもそも分かりにくいと思います。回線を借りるイメージと言われても実際には見えませんのでピンと来ません。

ですので、通信回線を線路に置き換えてみましょう。

docomoやauなどのキャリアは、鉄道業界に置き換えると線路を所有しているJRや東京メトロになります。自社で線路を所有している企業です。

ここまではOKですか?

MVNOが参入するというイメージ

普通は鉄道事業を行えるのは自社で線路を所有している企業だけですが、ここで、トヨタ自動車が鉄道事業を開始したいと考えたとします。

しかし、これから新たに線路を引くには莫大な事業費がかかります。そこでJRに「JRのダイヤで電車が走っていないときにトヨタ自動車の電車を走らせてもらえないか?その代わり、線路の利用料は毎月お支払いします」と相談したとします。

JRとしては、自社の電車が走っていない時間帯であれば、線路は空いていますので、毎月、トヨタ自動車から線路利用料がもらえるのなら収入にもなってお得ですね。

この契約が成立し、JRの電車が走っていないときにだけトヨタ自動車の電車がJRの線路上を走ることになりました。これがMVNOです。通信回線(線路)を所有せずに別の事業者が通信サービス(鉄道サービス)を提供できる仕組みです。

回線を所有する費用がかからないので、安く提供できる

トヨタ自動車は線路を引いたり、駅を作ったりするコストはかかっていませんので、鉄道事業にあたっては数両の電車を作るコストだけで始めることができます。JRや東京メトロに比べれば、出費はわずかな額です。

そのため、トヨタ自動車の電車に乗る利用者にはJRよりも安い運賃で乗車させてあげることができるわけです。

楽天モバイルやイオンモバイルの料金プランがキャリアに比べて安いのも同じ理由です。

主導権はMNOにある

トヨタ自動車は鉄道事業を始めることができましたが、1日に何本走らせることができるか、何両の電車を走らせてよいかは、すべてJRや東京メトロが主導権を持って決定します。

通信回線でも同じで、MVNOにどれぐらいの領域を割り当てるかはキャリアであるdocomoやauなどが決定しています。

自社のお客様に不利益にならない範囲で提供しているわけです。

最後に

いかがでしたでしょうか?

少し変わった例かもしれませんが、身近なものでイメージすると少し理解が深まったのではないでしょうか。

繰り返しになりますが、今回の例はフィクションですので(苦笑)

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