「いかがでしたか?」をブログ文末で使われるとイラつくのはなぜ?

いかがでしたか?

このフレーズをネットで検索すると、検索結果の大半はブログの文末で使われる「いかがでしたか?」に対する意見で溢れています。

そのほとんどが「むかつく!」「いらつく!」「読みたくない!」という反対派の意見です。

「いかがでしたか?」というフレーズは少し前までは特に注目を浴びるような言葉でもなかったはずです。恐らく、キュレーションメディアで頻繁に利用されるようになったことが「いかがでしたか騒動」に拍車をかけているような気がします。

そんな私もブログの文末を「いかがでしたか?」でまとめられる記事を見るとイラッとします。いつからか分かりませんが、そうなってしまいました。

なぜこんなにイラつくようになってしまったのでしょうか。考えてみました。

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ホテルの料理長の挨拶ならイラッとしない

「いかがでしたか?」という言葉自体は、相手に対して丁寧にお伺いを立てていますので不適切な言葉ではないはずです。

ここで利用するシチュエーションを考えてみます。

例えば、ホテルでコース料理を頂いた後に、料理長が挨拶に来られて

「本日の料理はいかがでしたか?

と問いかけられたら、私は満面の笑みで

「はい、とても美味しく頂きました」

と返します。

イラッとするどころか「美味しかった」という思いがさらに強く印象に残り、幸せな気分になるでしょう。

ここでの「いかがでしたか?」は嫌味も何もありません。同じ言葉なのに不思議です。

(実はここでヒントも出ているのですが)

ブログの文末だとやっぱりイラッとする

ホテルの料理長に言われる「本日の料理はいかがでしたか?」は何も不快に思いません。なのになぜ、ブログの文末に使われるとイラッとするのでしょう。

「食事」と「記事を読む」という全く異なるシチュエーションなので単純な対比はできませんが、何かが明らかに違うために違和感を覚えるのだと思います。

考えた結果、ひとつの原因が思い浮かびました。

それは「いかがでしたか?」と問いかけられる対象が明確でないことに対する苛立ちではないかと。

もうひとつ別の例を挙げてみます。

プロ野球の試合終了後のヒーローインタビューで、お立ち台にいる選手に向かってアナウンサーが唐突に「○○選手、いかがでしたか!?」と問いかけたら、聞かれた選手は困惑するでしょう。

「いや…何がだよ…」と。

でも、こんな問いかけならスムーズなはずです。

ホームラン打った瞬間の手ごたえはいかがでしたか?
逆転した瞬間の気分はいかがでしたか?

これでようやく原因が明確に見えてきました。

まとめ

ブログ文末によくある「いかがでしたか?」がなぜイラッとするのか。

それは、何に対する問いかけをされているのか分からないからだと考えます。

読み手は「いかがでしたか?」だけでは答えられません。

「何に対して」がないからです。

投げやりな問いかけ」や「乱暴な問いかけ」ともいえるでしょう。

現実の世界でそのような問いかけをすれば、先ほどの野球選手のインタビューのように違和感や不快感を感じるはずです。

ブログで「いかがでしたか?」を使うなとは言いません。もし使うなら何に対しての意見を読み手に求めているかを明確にしてほしいですね。

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