企業サイトを新規公開してもアクセス数が増えない原因。アクセスアップするための改善案

会社のホームページを立ち上げたぞ!これでWeb集客は万全だ

そう意気込んでいたのに、一ヶ月、二ヶ月と経過してもアクセス数が増えずに横ばい状態。なんなら少し減ってきているようにも思える。何故だ…。

企業サイトのアクセス解析をすると分かるのですが、多くの場合「企業名」や「商品名」での検索流入が大半を占めます。会社案内ページや採用情報ページなどもアクセス数を稼ぐコンテンツであることが多いです。その企業に帰属する情報が主な集客経路になっています。

企業サイトにアクセスするユーザーは、リアルな世界ですでにその企業や商品を知っているユーザーが大半です。なぜならそれ以外のユーザーを集客するコンテンツがないからです。

「あの商品を購入したい」「あのサービスを利用したい」と決めているユーザーしか呼び込むコンテンツを持っていないことが大きな原因です。

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新規サイトのアクセスが増えない原因

初めて企業サイトを立ち上げたときにはアクセス数はなかなか増えません。それにはいくつか原因があります。

ドメイン経過年数が浅い

GoogleやYahooなどの検索エンジンはドメインの経過年数も検索順位の決定要素に利用していると考えられています。

例えば、5年、10年と運用実績のあるドメインと、昨日初めて取得したドメインで同じ内容の記事をアップしたときにどちらの記事が上位になりやすいか?答えはもちろん前者です。

長い間、ブログを運用している実機があるドメインが優先されやすくなります。記事をアップして1位になるのと10位になるのではアクセス数に大きな違いが出ます。

ドメイン経過年数によるハンディキャップは時間の経過によって解決してもらうことが多いですが、サイトの更新頻度を高めたり、SNSや別サイトからの被リンクをたくさん獲得する優秀なコンテンツをたくさん保持できていると、時間の経過に関係なく早めに高い評価をされることもあります。

エイジングフィルターに引っかかっている

検索エンジンの業界では「エイジングフィルター」と呼ばれる現象が起こる場合があります。上でご説明したドメイン経過年数にも関わりがあるのですが、ドメイン経過年数が浅い場合に一定期間、検索上位にならないよう意図的に検索エンジンによって操作されてしまうことを指します。平たく言うと、検索エンジンは「信用できるかどうか分からない新しいドメインを検索上位にしたくない」ということです。

これは必ず発生するというものではありませんが、何%かの割合でこういったフィルターに引っかかってしまう場合もあるようです。サイトの良し悪しとは関係ありません。

ドメインフィルターに引っかかると1ヶ月や2ヶ月の間、毎日サイトを更新しても全く検索流入が増えないということもあります。時間の経過とともにいつかは解除されますので、対処方法としては気長に待つことになります。

定期的に記事を追加・更新していない

企業サイトではサイト公開時に合わせて数十、数百という記事を作成し、公開後はピタッとサイト更新が止まることがよくあります。個人ブログとはサイト設計が根本的に異なります。

記事数がたくさんあるのはいいことですが、サイト更新頻度が止まるのはSEOの観点から望ましくありません

検索エンジンは現役のサイト、情報が新しいサイトを好む傾向があります。5年前から一度も更新されていないサイトを検索一位にしたくありません。

これは企業サイトに対しても同じ評価です。サイト公開後、ほとんど更新されないサイトは検索エンジンからすると現役のサイトに思えないわけです。

検索エンジンは「このサイトは放置サイトだな。他に毎日更新を頑張ってるサイトがたくさんあるから、そっちを検索上位にしてあげよう」となるわけです。

つまり、検索エンジンに対して現役のサイトであることを示すことが必要です。そのためには定期的な更新や記事追加をしてサイトをアクティブな状況にすることが必要不可欠です。放置して勝手に評価が高まることはまずありません。

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潜在ユーザーを集客する記事がない

冒頭で少し触れましたが、企業サイトは既存ユーザーの訪問が大半を占めることが多いです。すでに会社名を知っている、商品を知っているユーザーが固有名詞のキーワードを入力して自社サイトに訪問します。

しかし、ネットにはそれ以外のユーザーのほうが圧倒的に多いです。今はまだ商品名を知らないだけで、いつかは顧客になる可能性のあるユーザーもたくさん検索しています

そういった潜在ユーザーを集客するコンテンツを持たないと、すべて別の専門サイトや競合他社のページへ訪問されてしまいます。

製品紹介や料金表は既存ユーザーしか興味を持ちません。潜在ユーザーが持つ悩みや要望を満たすコンテンツを作成し、その流れで自社を知ってもらう導線作りが大切です。

潜在ユーザー向けのコンテンツは自社でなくても作れる内容が多くなり、一見「わざわざ自社で準備する必要はないだろう」と思われるかもしれませんが、そこにコストをかけないとWebで潜在ユーザーの獲得はできません。

競合他社や個人ブログはそのゾーンにいるユーザーを必死に獲得しようとコンテンツを増やしていますから、何もしないでいるとすべてユーザーを持っていかれてしまいます。

最後に

企業サイトを立ち上げると「これでWebからの問い合わせが増えるな」と考えてしまいがちですが、そう簡単には増えません。

問い合わせを増やすためには、まず訪問者がいないと始まりません。ドメイン取得直後は検索エンジンからの評価が低い状態ですので、アクセス数を伸ばすことが通常のドメインより難しい状態となっています。

さらに自社を知らないユーザーを集客できるコンテンツがなければ、リアルな世界での認知度に依存してしまい、Webの特性を使えていないことになります。

自社製品に関わる説明ページだけでなく、将来的に顧客になる潜在ユーザーに役立つコンテンツをコツコツと準備していきましょう。

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