レンタルサーバーはどうやって選べばいいの?

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レンタルサーバーを選ぶときにプランが複雑すぎて悩まれる方も多いと思います。

国内にはレンタルサーバーが数十社ありますので、その中から自分に最適なサービスを探すのは大変な作業です。それぞれが全く内容の違うプランなら比較もしやすいですが、実際には似たようなプランが多いために「A社とB社で何が違うの?」と疑問も増える一方だと思います。

理想的なのはサーバーのお試し期間を利用して、より多くのレンタルサーバーを経験することです。ですが、これには手間と時間がかかります。お試し期間を提供していないレンタルサーバーもあります。

自分に必要な項目を洗い出す

レンタルサーバーを比較するときに大事なことは自分が何をする予定なのか洗い出しておくことです。

ほとんどの方は独自ドメインを利用したホームページを運用するために契約されると思います。ブログを導入する場合はWordPressやMovableTypeなどのCMSを利用する方も多いでしょう。写真や動画をアップするサイトであれば大容量のディスクも必要です。ホームページを見た人からのお問い合わせ用にメールアドレスも作れるといいですよね。

このようにどんなことをするのかを想像していきましょう。すると自分に必要な項目が分かってきます。

プランの詳細を見ることが大事

自分に必要な項目が分かれば、それらがサポートされているレンタルサーバーを探します。しかし、一般的な機能であればほとんどのサーバーでサポートしていますので大きな項目を見ていても比較はできません。

例えば、複数のサイトを運用する予定の方であれば「マルチドメイン対応」となっているプランであればOKですが、比較するためには何個まで運用できるかという具体的な数までチェックする必要があります。そこで初めて比較できます。

メールアドレスを利用する場合も同様です。メールアドレスが何個まで作ることができるかをチェックすることで比較することができます。

各社の料金プランはそういった機能の違いを積み重ねた上で決定されていますので、私たち契約者も細かな部分までチェックすることで月額料金の妥当性が判断できます。ディスク容量の大小やサービスが使える/使えないなどの情報だけで判断できないのはそのためです。

レンタルサーバープランが複雑な理由

レンタルサーバー各社のプランが複雑なのには理由があります。

それは他社と比較させにくくしているためです。行動経済学を知るとこのような人間心理を使ったマーケティングがよく分かります。

私たちは比較することでどのプランがベストなのかを判断することができます。比較する条件が一律であれば、簡単にどこかお得なのか分かります。
すると、契約ユーザーに他社プランへの乗り換えなどを簡単にされてしまう可能性があります。レンタルサーバー会社はこれを防ぎたいわけです。

契約プランが他社と簡単に比較できないと人は比較することを面倒くさいと考え、乗り換えを検討することを止め、現状維持というラクな方向へと思考が向いてしまいます。レンタルサーバーのプランが複雑な背景にはこのような思惑があります。

複雑なプランからどう選ぶか

複雑なレンタルサーバープランから自分に最適なプランを見つけるためにはどうすればよいでしょう。

最も良いのは比較しないことです。条件を揃えて比較できないため、比較するのは困難です。ベストなプランを選ぶのには「消去法」が向いています。

まずは自分に必要な条件を洗い出します。料金やスペックなどこれだけは譲れないというものを考えます。その条件にも優先順位をつけておきましょう。

最も優先したい条件をクリアするレンタルサーバーをいくつか探します。次にその中で2番目に優先したい条件をクリアするサーバーに絞り込みます。そうやって、3番目、4番目…と絞り込んでいき、最後に残ったプランが最適なプランということになります。プラン内容すべてで比較することができませんので、必要な項目だけを見て判断することが必要です。

個人向けサーバーと法人向けサーバーの違い

レンタルサーバーには個人向けと法人向けがあります。一般的に個人向けのサーバーは月額料金が安く、法人向けのサーバーは月額料金が高い傾向があります。高い理由として主に3つあります。

1. サポート体制の違い

法人向けサーバーの多くは電話サポートに対応しています。ビジネス利用をしていた場合にトラブルがあると自社だけでなく取引先やお客様にも迷惑をかけてしまいます。至急の問い合わせが必要なときにとても役立ちます。

電話サポート窓口を設置すると人件費やその他のコストも増えますので、月額料金にも多少は影響しているはずです。

2. サーバー内の収容ユーザー数の違い

共用サーバーはひとつのサーバーを複数の契約ユーザーでシェアしています。そのため、誰かのサイトがアクセス急増などにより高負荷になると、自分のサイトも影響を受けてホームページの表示が遅くなりします。ひどいときは表示されなくなります。収容ユーザー数が多いとサーバーは常に高めの負荷がかかった状態となりますので、そのようなリスクが起こりやすくなります。

ビジネス利用でホームページが頻繁に表示が遅延しては困ります。機会損失や信用低下につながりますので、いつでも快適に表示されなくてはいけません。そのためにはサーバー内の収容ユーザー数を減らして、サーバー全体の負荷を小さく維持しておくことが必要になります。そのため、月額料金が割高になります。

3. スペックの違い

これは一概には言えませんが、ビジネス向けプランのほうがサーバースペック(CPUやメモリなど)も高い傾向があります。高性能なサーバーを用意しているプランは必然的に料金プランは高くなります。

独自ドメインについて

レンタルサーバーを契約するときに必要なのが独自ドメインです。インターネット上で自分のホームページのアドレスを示すものです。

通常、レンタルサーバーを契約するとその会社が保有しているサブドメインを無料で提供してもらえます。メインのドメイン部分は固定ですが、サブドメインとなる文字列部分は好きな言葉を選ぶことができます。このサブドメインを使ってサイトを運用する場合はドメイン維持費用はかかりません。

自分だけのオリジナルのドメインを作りたい場合は、ドメインを取得するサービスを使って自由な文字列で作ることもできます。末尾は「.com」や「.net」などから選べます。短い英単語はほとんど誰かに取得されていますので、複数の単語を組み合わせ作ることが多いと思います。維持費用は年間数百円~数千円です。

独自ドメインを取得する場合は、契約するレンタルサーバーと提携している会社を利用するほうが、DNSの切り替え作業がスムーズにできます。ロリポップであればムームードメイン、エックスサーバーであればエックスドメイン、といった感じです。

WordPressの簡単インストール機能は必須

独自ドメインでホームページを運用されている大半の方はWordPressを利用されていると思います。同じCMSとして以前まではMovableTypeも人気を二分していましたが、今ではWordPressが圧倒的に人気です。WordPressは個人/法人を問わず無料で利用できますが、MovableTypeはビジネス利用するときにライセンスが必要です。これもWordPressが広く使われるようになった理由でしょう。

ほとんどのレンタルサーバーではWordPressのインストールが管理画面から簡単にできるようになっています。数年前まではオプション料金を支払ってインストールしてもらうようなレンタルサーバーもありましたが、今ではそのようなことはなくなりました。

WordPressが簡単にインストールできることはレンタルサーバーとして必須の条件になっているともいえます。それぐらい重要なソフトウェアです。

ビジネス用途であればSSL機能をチェック

ビジネス向けのホームページには「お問い合わせ」や「会員登録」など個人情報を入力するページがあります。セキュリティや個人情報保護の観点から個人情報を入力するページではSSL通信(暗号化通信)を行う必要があります。平文で送ってしまうと送信内容をハッキングされたときにテキストの内容が見えてしまうからです。

多くのレンタルサーバーではSSL通信を無料で使える共用SSLサービスがあります。ただし、共用SSLは自分が契約している共用サーバーが取得しているものになりますので、アドレス欄は自分のドメイン名にはなりません。そのため、無料ではありますが、ビジネス利用の場合には導入の是非が分かれるところです。アドレス欄のドメイン表示が変わると「会員登録しようと思ったら別サイトに飛ばされたのかな?入力するのは不安だな…」と感じるユーザーもいますので、そんな理由でサイトを離脱されては機会ロスにつながりますよね。

個人利用の場合はあまり気にしなくても良いと思いますので、無料で使える共用SSLで十分だと思います。

自分のドメイン表示のままSSL通信を行うには独自SSLを利用します。ビジネスではこちらのほうが一般的ですね。SSL証明書には複数の認証局がありますので、暗号化の方式や年間費用などで検討することになります。

よく起こるトラブルと失敗について

初めて契約する人は、レンタルサーバーの仕組みも分かりにくいと思います。なんとなくレンタルサーバーを決めてしまい、後のトラブルや失敗につながることもあります。ですが、事前のチェックをしっかり行ったり、トラブルに関する知識を持っておくことで回避できることもあります。

1. 使いたい機能がなかった

これは新規契約のときにプラン内容をしっかりとチェックしていなかったときによく起こります。月額料金だけを気にしたり、ディスク容量を気にするあまり「WordPressが使えないプランだった」や「複数サイトが作れないプランだった」と後で気が付いてしまう失敗例です。

自分がどのようなことをする予定なのかを洗い出しておき、それらの要望が満たされるプランかをしっかりチェックしましょう。

対象となる方は少ないと思いますが、アダルト商材を扱うサイトを運営する予定の方は特に注意が必要です。アダルトサイト運用が許可されているサーバーは限られていますので事前にしっかりと確認しておきほうがよいでしょう。

2. プラン変更できなかった

レンタルサーバーは最初から高額な料金プランを選択する必要はありません。

しばらく運用してスペックが物足りなくなれば、プランアップすれば済む話です。しかし、レンタルサーバーにはプランアップができない会社もあります。その場合は一旦、解約して新規のレンタルサーバーを探さなければいけません。

サイトの移転には手間もお金もかかりますので「契約時のスペックで問題ないかどうか」、「プランアップできるかどうか」はよく見ておきましょう。

3. サーバーがよくダウン(遅延)する

レンタルサーバーは24時間365日、完璧に稼動しているわけではありません。

メンテナンスのために一時停止していることもありますし、予期せぬ障害でサーバーが一時的にダウンすることもあります。ダウンしてしまうとホームページにアクセスすることはできなくなります。個人でも企業でも機会ロスが発生するので非常に困ります。

サーバーの稼働率はよく「99.9%」や「99.99%」というように公表されていますが、実際にはそれよりも少ないことのほうが多いです。残念ながら稼働率については実際に契約してみない限り、体感できません。自分の知らない間に遅延していることもあります。

ひとつの目安としては、格安サーバーは遅延やダウンする確率が比較的高めということです。同一のサーバーに収容されているユーザーが多く、スペックも高額プランのサーバーに比べれば低めになっているので、サーバーの処理上限に到達しやすいためです。

安定稼動できるサーバーの判断基準は、実際に今契約している人の情報を見るということです。有名なブログを運用されている人のtwitterでは、そういったつぶやきがよくされています。それを参考にどのレンタルサーバーが安定しているのかを判断するのも賢い選択です。

4. サーバースペックが勝手に変わる

頻繁にはありませんが、長く契約しているとたまにこのような事態に遭遇します。

レンタルサーバー会社の都合により、サーバー筐体の移動があったり、プログラムやデータベースのバージョンをされることがあります。静的コンテンツのみで運用していればそれほど影響を受けませんが、WordPressやMovableTypeなどの動的コンテンツで運用している場合は、プログラムなどの修正が必要になることがあります。

これはいつ発生するか分かりませんので対策が難しいのですが、調べる手段とすればレンタルサーバーの過去のニュースをチェックすることです。どのような改善、バージョンアップがあったのかはそこで分かります。

有名ブログで利用されているレンタルサーバーは?

レンタルサーバーのプランは非常に複雑で、すべてのプランを比較することは大変です。国内のレンタルサーバーだけでも数十社あります。

実は、各社がターゲットにしているユーザー層は決まっています。ターゲット層に入っているレンタルサーバーで契約するほうがサービスの満足度は上がります。

過去に「レンタルサーバーのシェアの参考に。有名ブログ30サイトで調べてみた」にて記事にしましたが、どれも多くのユーザーから支持される人気のレンタルサーバーです。

検討中の方は、ぜひチェックしてみてください。

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