液晶ディスプレイの画面解像度1920×1080が「モニター解像度のシェアを調べてみた(2017年1月版)」で調べたところ、シェアNo.1となっていることが分かりました。
一口に1920×1080といっても画面のインチ数(対角線の長さ)は様々で、デスクトップパソコンの場合は21~32インチ、ノートパソコンの場合は13.3~17.3インチなどラインアップは豊富です。
1920×1080の単位はdpi(ドット パー インチ)です。1インチは約2.54センチです。
しばらくは解像度1920×1080が主流か
数年前までのモニターの主流は15~19インチのスクエア型でした。
家庭用、企業用どちらの場合もwindowsXPの発売と同時に導入した場合は15~17インチが多かったように思います。解像度でいうと1024×768や1280×1024ですね。
windows7が発売された2009年頃もまだまだスクエア型のディスプレイ全盛期でした。
それから5年後の2014年9月、windowsXPのサポートが正式に終了したため、window7やwindows8への入替をためらっていた企業もセキュリティ維持のため、一斉にリプレイスを行うこととなりました。
そのときにはすでにワイド型のディスプレイが一般的となっており、デスクトップPCについては1920×1080の解像度がシェアをどんどん伸ばしていきます。
ノートPCにおいてもフルHDの動画を閲覧・編集できるモデルとして1920×1080が主流になってきています。
今現在では、これ以上のスペックは必要がないため、大きな変革がない限りはデスクトップ、ノートともに1920×1080がリリースされると思います。
インチの主流はどうなる?
冒頭で1920×1080には21~32インチまでラインナップがあるとお伝えしましたが、一般家庭や企業での利用シーンを考えると、実際に購入されるのは21インチか23インチが妥当なところだと思います。
25インチを超えるモニターを利用するのは、デザインに関わりのある業種でしょう。
壁紙を作成するなら1920×1080が最適
企業のコンテンツや個人で壁紙を作成される場合は、当面の間は1920×1080を押さえておけば大丈夫でしょう。これよりも低い解像度は徐々に減っていくでしょうし、これよりも高い解像度は一般的なユーザーは利用されることは少ないでしょう。
一昔前は、800×600や1024×768、1280×1024などのサイズをそれぞれ用意しておかないと多様なユーザーの環境に追い付けない時代がありましたが、それもどんどんフルHDの1920×1080に収束していくと思われます。
上の項目でご紹介した16:9の比率は、現在のモニターシェアの半数以上を占めますので、1パターン作成すると後は縮小をかけるだけでサイズバリエーションを増やすことができます。
関連記事:モニター解像度のシェアを調べてみた(2017年1月版)
まとめ
解像度の主流はこれから1920×1080がシェアを伸ばしていくと思われます。その対応ディスプレイはデスクトップ用で21~32インチ、ノート用で13.3~17.3となります。
ラインナップは豊富ですが、企業や家庭で使用するサイズとして現実的なのは、デスクトップで21インチと23インチ、ノートで13.3インチと15.6インチが増えてきそうですね。
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