屋外プールで泳いでもいい水温は何℃から何℃まで?水温をチェックして熱中症を予防しよう

今年の猛暑は例年にないほどの暑さとなっていますね。

暑さをしのぐために近所のプールに出かける方も多いと思います。

でもちょっと待ってください。

屋外プールで遊んでいても熱中症になるリスクはあります。

今年は多くの小学校で夏休みのプール開放が猛暑のために中止になっていることをご存知でしょうか?

涼むどころか熱中症の危険性 学校プール、続々中止 – 朝日新聞

水温が低くてプールを開放できなかったことはこれまでもたくさんありますが、水温が高くでプールが開放できないということはこれまでなかったわけです。

それほど今年の猛暑は異常気象だということです。

何℃以上だとプールで泳ぐことが危険なのか?」について解説していきます。

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プール水の適温は22℃~31℃

遊泳プールの水温についての定めは、各省庁の発行している文書によって多少異なりますが、総合的にまとめると、22℃~31℃が適温となります。

以下、少し実例を見てみましょう。

文部科学省がまとめている「水泳指導の手引(三訂版)第4章 水泳指導と安全」によると、学校水泳における適切な水温は、小学校の低学年で22℃以上、高学年で23℃以上と記されています。

低学年や初心者ほど水温に敏感で、一般的に22°C未満ではあまり学習効果は期待できません。そのため、水温は23°C以上であることが望ましく、上級者や高学年であっても22°C以上の水温が適当といえます

これは下限の水温ですので、上限は記されていません。

また一方で、厚生労働省がまとめている「遊泳用プールの衛生基準」にも、原則として22℃以上とすることが明記されています。

こちらも水温の上限は明記されていません。

プール水の温度は、原則として2 2 °C以上とすること。また、プール水の温度が均一になるよう配慮すること。

これらを見ると、恐らく策定された時は上限値が必要になると想定されていなかったのでしょう。

最後に、公益社団法人 日本プールアメニティ協会のFAQページを見ると、遊泳プールの適温は26℃~31℃と明記されています。

ようやく上限が見つかりました。

Q. プールの水の適温は何度ですか?

A. プールの水温は22℃以上が目安ですが、遊泳に適する水温は26℃~31℃です。気温は水温より高めで風がないことが理想的です。室内プールでは29~31℃が適温です。

水温が32℃以上は危険?

水温が32℃以上になるということは、そもそも屋外の気温が40℃を超えている可能性が出てきます。

水温32℃自体が危険というよりも、プールサイドの気温やさらなる水温の上昇リスクが高くなるといえます。

暑くなると大量に汗をかきますので、脱水症状のリスクも出てきます。

ですから、水温が32℃を超えるような日はプールで遊泳しないほうがよいといえるでしょう。

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真剣に泳ぐとのぼせるリスクも

水温が32℃以上になるとぬるいお湯という感覚になります。

人間の体温が35℃~36℃ですから、あまり大差ない温度といえます。

水温と体温の差がないと、運動して体が温まったときに温度を下げることができません。

ずっと体温が高いままで行動することになってしまうため、のぼせたような症状が出る場合があります。

そうならないためにも32℃以上になっている場合は、遊泳を中止するのも賢い選択といえます。

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最後に

今年は、学校のプール解放を中止しなくてはいけないほどの猛暑です。

気温が40℃近い日は、水温も30℃を超える可能性が高いですので、屋外プールに遊びに行くときはプールの水温も気にするようにしてくださいね。

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