リスティング広告にログインするアカウント追加や権限の設定方法についてご紹介します。
担当者のアカウント以外に、上司やクライアントからアカウント追加の要望があった場合の参考にしてください。
GoogleとYahooで細かい部分が異なっていますので、混同されないようにご注意ください。
これからリスティング広告を始める方、運用を始めて間もない方は下記の運用マニュアルもぜひ合わせてご覧ください。現場で使えるリスティング広告の運用ノウハウをまとめています。
Googleアドワーズのアカウント追加と権限の種類
新規のアカウントを追加する場合は、「管理画面右上の歯車マーク」 > 「アカウント設定」をクリックし、ページ遷移後、左サイドメニューの「アカウントのアクセス」 > 「+ユーザー」をクリックして作成できます。
この時に合わせてアカウントに付与する権限を設定します。
Googleアドワーズのアカウントには下記4種類が用意されています。
- 管理者権限
- 標準権限
- 読み取り専用権限
- メール専用権限
上記の名称だけでもある程度の推測はできそうですが、それぞれの権限で操作できる範囲がアドワーズの公式サイトに詳しく紹介されていますのでご紹介しておきます。
AdWords アカウントへのアクセス権を付与または削除する方法 – アドワーズ公式ヘルプ
https://support.google.com/adwords/answer/1704346?hl=ja
上司やクライアント向けに追加する場合は、一般的に参照目的が多いと思いますので「読み取り専用」がそれに相当すると思います。
これはレポートの新規作成も可能な権限ですので、提供された側で自由に分析も可能です。
Yahooプロモーション広告のアカウント追加と権限の種類
新規にアカウントを追加する場合は、「権限設定」 > 「利用者追加」 より設定を行います。
すでに登録済みのアカウントの変更を行う場合は、「権限設定」 > 「利用者別のアカウント権限管理」 より設定ができます。
Yahooプロモーション広告のアカウントには下記4種類の権限が用意されています。
- 管理者
- 登録更新権限
- 参照権限
- 権限なし
こちらも操作できる範囲についてはYahooの公式サイトに紹介されていますので、ご紹介しておきます。
利用者の追加とアクセス権限の設定方法 – Yahoo公式ヘルプ
https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=1199
こちらも「参照権限」での追加パターンが多いかもしれませんが、この権限がGoogleアドワーズと異なるのはレポートの新規作成はできないということです。
作成権限があるアカウントで作成したレポートを参照するのみという違いがあります。
なお、Yahooでは「管理者」を追加するのは広告管理画面ではなく、Yahooビジネスマネージャーの管理画面上で行います。
ビジネスマネージャーの管理画面で「ツール管理権限」を選択すれば「管理者」となり、それ以外の権限を付与する場合は「ツール利用権限」を指定します。
その後、ツール利用権限を付与したアカウントに対して「登録更新権限」「参照権限」「権限なし」を任意で指定できます。
また、Yahooプロモーション広告では「スポンサードサーチ」「YDN」単位で閲覧可否を設定できます。
最後に
Google、Yahooともにおおよそ同じような権限設定ですが、参照権限でレポート作成までできるかどうかや、リスティング広告/DN広告で閲覧可否を設定できる/できないなど異なる部分がありますので、混同されないように覚えておかれると良いと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
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