「ワキガを抑えたいけど、お金がかかるのは嫌だなぁ」
制汗剤やデオドラントを使うことはワキガ対策にとても効果的ですが、お金がかかってしまうことが少しネックですよね。
体臭ケアは毎日することですから、できればお金をかけたくないと思っている方も多いでしょう。
ワキガ用の消臭スプレーやデオドラントは、市販品に頼らなくてもミョウバンや重曹などで手作りすることができます。
もちろん、消臭の効き目には個人差がありますので、体質に合ったデオドラントを作ってみてください。
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ミョウバンスプレーで体臭ケア
ミョウバンは、昔からナスの漬物の色落ちや芋や栗などの煮崩れを防止するために利用されている食品添加物です。
スーパーの漬物コーナーや調味料コーナー、ドラッグストアなどで、100gあたり300~400円で売られています。
ミョウバンの効果
ミョウバンは水に溶けると酸性になり、菌の増殖を防ぐ効果があります。
つまり、抗菌作用ですね。
また、ミョウバンの収れん作用(肌や血管などの組織を引き締めること)により、汗が出にくくなります。
体感としては、ミョウバン水を付けると肌がキュッと引き締まった感じになります。
ミョウバンが結晶になったものをアルム石と呼び、それを利用したデオナチュレ クリスタルストーンという石タイプのデオドラントもあります。
石の表面を水で濡らし、成分を少し溶かして脇に塗るという珍しいタイプのデオドラントです。
ミョウバンスプレーの作り方
ミョウバンスプレーを作る場合は、粉末状のミョウバン(焼きミョウバン)を使うようにしましょう。
作り方はとても簡単です。
空の1.5Lペットボトルを準備し、ミョウバン500gと水1.5Lを入れて、シャカシャカと振って混ぜましょう。
それほど厳密に計量する必要はありませんので、アバウトで大丈夫です。
ミョウバンがすぐには溶けず、上のほうに浮いてしまうことがありますが、1~2日置いておけばキレイに溶けます。
早めに溶かしたい場合は、お風呂と同じぐらいの40度前後のお湯で溶かしてみましょう。
できあがったミョウバン水をスプレーボトルに移し替えて完成です。
出かける前やお昼、帰宅時、寝る前などに、脇にスプレーしましょう。
汗で流れると効果が弱まってきますので、小さいスプレーボトルに入れて外出中でもケアできるように持ち歩いておくと安心です。
コットンやガーゼにミョウバン水を染み込ませて、直接脇に塗るのもOKです。
入浴時にも利用できる
ミョウバン水はスプレーで直接に脇に吹き付けるするだけでなく、浴槽に入れて入浴することで全身を抗菌することができます。
コップ一杯ほどの手作りミョウバン水を浴槽に入れてかき混ぜて、あとはいつも通り浴槽に浸かるだけでOKです。
ぬるめのお湯で半身浴をすると、じんわりと汗をかいて汗腺トレーニングにもなりますので、より効果的です。
浴槽から上がったら軽くシャワーを浴びて汗を流しましょう。
ミョウバン水の保管について
作ったミョウバン水は、直射日光を避けて涼しい場所に置いておきましょう。
冷蔵庫で保管しておけば、2~3週間ぐらいは持ちます。
重曹スプレーで体臭ケア
水に重曹を溶かした重曹水は弱アルカリ性の性質を持ちますので、酸性の酸っぱい体臭を中和する効果があります。
また、酸性の汚れを落とすのにも有効ですので、掃除や洗濯の用途でも使われます。
スーパーの調味料コーナー、ドラッグストアなどで、100gあたり200~300円で売られています。
重曹スプレーの作り方
重曹スプレーの作り方は、スプレーボトルに食用の重曹を小さじ一杯、水を100ml入れて、よく振って混ぜれば完成です。
重曹をボトルに入れるときはロートがあると便利です…が、持っていない人のほうが多いと思いますので、ティッシュやチラシなどを下に敷いて作るほうがこぼれなくてよいでしょう。
もしくは、チラシやコピー用紙などの片側を細く丸めてボトルの口に差し込み、ロートの代わりにすると重曹を入れやすくなります。
効果を足したいときにオススメ
ミョウバン水や重曹水だけでも体臭ケアには効果的ですが、さらに効果を足したいというときにオススメなものをご紹介します。
レモン汁
レモンは強い酸性で抗菌作用がありますので、自作のデオドラントに混ぜると体臭予防に効果的です。
レモン半分を絞ったレモン汁を自作のデオドラントに混ぜて使ってみましょう。
リンゴ酢
リンゴ酢の持つ抗菌作用も体臭を予防するには効果的です。
10~20mlのリンゴ酢を自作のデオドラントに混ぜて使うのもオススメです。
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