Googleアナリティクスのデータ分析で「ランディングページ」から「2ページ目」への遷移をチェックする時に、この2つの指標が同じページになっていることがあります。
ランディングページというのは最初にそのサイトに訪問した際に見たページのことです。(以下、LPと表記します)
一般的には、別のURLが表示されるか、(not set) が表示されることがほとんどだと思います。
ちなみに、(not set) は2ページ目がない=直帰したということですね。
では、LPと2ページ目が同じになる場合はどんなアクションをしたユーザーなのでしょうか。
こういった行動はイレギュラーな少数派にはなると思いますが、気になるので調べてみました。
今回は現実的にありえそうな行動パターンを4つご紹介します。
1.LPをリロードした場合
ブラウザの「更新」ボタンをクリックしたり、キーボード「F5」を押してページを再読み込みした場合は、LP=2ページ目となります。
普通にWebサイトを見る場合には、リロードする必要というのはあまりないと思うのですが、意図的に再読み込みして動的コンテンツを元の状態にしたかった、別の動的コンテンツを表示させてみたかった、などの場合ぐらいでしょうか。
2.LP内にある同じページ向けのリンクをクリックした場合
これも捉え方としては上のリロードと同じになりますね。
サイドバーやヘッダーなど恒久的に表示しているリンクに今見ているページのリンクも表示していた場合は、ユーザーが次ページを見ようとした時に間違ってクリックしてしまったということは考えられます。
3.LPから2ページ目へ遷移した瞬間に戻って来た場合
ユーザーが2ページ目へのリンクをクリックして読み込みが完了する前に、ブラウザの戻るボタンをクリックしたてLPに戻ってきた場合、ランディングページ=2ページ目になる可能性はあります。
この条件としては「2ページ目のトラッキングコードが読み込まれる前だった」という場合に限ります。
(そもそも少数のイレギュラーなアクションについての話ですので「条件」とあらたまって言うのも変な感じがしますが・・・)
4.LPから流入前のページに戻り、再度訪問してきた場合
実は今回の記事では、これをお伝えしたかったわけです。
一旦、サイトに訪問した後にブラウザの「戻る」などで流入前のページに戻り、再度、訪問してくれたユーザーは、LP=2ページ目とカウントされます。
例えば、シチュエーションとしては、
①検索エンジンの検索結果から訪問 → ②他のサイトを見ようとして検索エンジンに戻る → ③何かしらの理由で再度クリックして訪問、のような流れの場合です。
検索エンジンに限らず、ポータルサイトなどでも同じようなアクションが起こる可能性はあります。
最後に
これらのイレギュラーな行動については、わざわざ分析を掘り下げる必要もないかとは思いますが、個人的にはどういう動きをすると、このようにカウントされるんだろうと気になって調べてみました。
上記4パターンについてはセッションは継続しているため、滞在時間も結果的に長く計測されることが多く余計に「どんな動きをするとこうなるんだよ・・・」と気になってしょうがなかったですね(苦笑)
何かのお役に立ちましたら幸いです。
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