「ブログに貼った広告が全くクリックされないんだけど…」
このような悩みを抱えている方も多いでしょう。特にアフィリエイトを始めて間もない頃は思ったように収益が上がらないことが多いため、インターネットや書籍で調べたアクセスアップ術などに惑わされ、余計に不安になりますね。
不安になる大きな原因として情報を知らないことが挙げられます。しかしそれは、自分が思っていた通りにならないことに対して不安になっているだけで、経験や知識を持っている人から見れば「それが普通」ということもあります。
余計な心配や苦労はしなくてもいいように、アフィリエイトや広告業界でよく使われる指標について基本的な知識を身に付けておきましょう。
「クリック率」について
アフィリエイトやWeb広告で大事な指標のひとつが「クリック率」です。名称からも推測できると思いますが、広告が表示されてユーザーにクリックされる確率です。
「ブログに貼った広告がクリックされない…」と悩んでいる方は、自分のブログのアクセス数をチェックしてみてください。毎日のアクセスが5や10ならばクリックされないのは当然です。
クリック報酬型広告の平均クリック率は、1%前後です。つまり、100人の訪問者がいて、1回か2回クリックされるかどうかの確率です。もちろん、サイトのテーマや時期によって偏りは生じますが、一般的にはこれぐらいの確率です。
ですので、ブログに貼った広告を1回クリックしてもらうためには、少なくとも1日100人はアクセスが集められるようなブログに育てなければいけません。アクセスが毎日5や10のブログでは広告がクリックされないことが普通ですので、悩むよりもアクセス数を増やすことに専念しましょう。
「コンバージョン率」について
コンバージョンは「成果」という意味です。広告をクリックしたユーザーが訪問先のサイトで商品を購入したり、会員登録をしたりすることを計測する指標です。
成果が発生する確率を「コンバージョン率」といいます。
コンバージョン率は広告の種類や扱うテーマによって異なりますが、3%前後です。
つまり、1つの成果を上げるためには少なくとも30回はクリックしてもらわないと成果は発生しません。広告を1回クリックしてもらったからといって成果が発生しないのは当然なので、不安に思う必要はないということですね。
平均で考えるのは最初の頃だけにしておく
ここまで書いておいてちゃぶ台をひっくり返すようなことを言いますが、クリック率やコンバージョン率を一般的な平均値で考えるのは、初期の頃だけにしておくほうがよいです。
これらの指標は扱うテーマや成果条件によって大きく差があります。商品を購入しないと成果にならない広告と資料を取り寄せるだけで成果が上がる広告では成約率が違うのは当然です。
さらにアフィリエイト広告やリスティング広告、ディスプレイ広告など広告種別によっても差があります。
ですので、厳密なクリック率やコンバージョン率は、同じ条件下で運用している場合にしか分かりません。
しかし、アフィリエイトを初めて間もない頃に、何も考えず雲を掴むような状態でやみくもに運用していては悩みすぎて疲れますよね。そのような時に目標設定として利用するとよいでしょう。

最後に
アフィリエイトや広告運用を始める際には、クリック率やコンバージョン率の平均を知っておくことで、過度の心配をする必要がなくなります。
平均値を知っておくことで、具体的な目標設定もしやすくなりますので、ぜひ今後の運用に役立ててみてください。
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