「ブログのアクセスが伸びない。どうすればいいんだ…」
このようにお悩みの方も多いでしょう。私もブログを始めた当初は毎日のアクセス数が全く増えずに悩みました。
記事をどれだけ書いても1日1~2PV程度が増えたり減ったりするだけ。「このままブログを続けて本当にアクセスは増えるんだろうか、書くのもしんどいし、もう止めようかな」と何度も思いました。
そんな時にネットでよく見かけたのが「ブログを始めたらまずは100記事を書け」「ブログは100記事からが勝負」という記事でした。
100記事を書いた後、何を期待する?
「ブログのアクセス数を増やすためには、まずは100記事を書く」ということがよく言われますが、そもそもこれは何を目指すための教えでしょう?
1日50PVを目指すためでしょうか?
1日1,000PVを目指すためでしょうか?
1日1,000円の広告収入を稼ぐためでしょうか?
ブログを運用している目的は皆さんそれぞれだと思いますが、アクセス数をチェックされるほどしっかり運用されているということは、遊びで続けている日記ブログではないですよね?広告を貼って収益化するためにブログをされているんですよね?
であれば「100記事を書けばいい」という教えとは何の関係性もありません。100記事を書き終えても、記事のテーマがニッチであれば1日のアクセス数が5PVや10PVということもあります。1日5PVや10PVでは収益化するのはなかなか難しいでしょう。
ブログを収益化するには何が必要か
広告をブログに貼って収益化する方法は、主に2つです。
- クリック報酬型の広告
- 成果報酬型の広告
のいずれかをブログに貼ることになります。
ブログを収益化するに必要なのは毎日のアクセス数です。記事数ではありません。厳密には「記事と広告のテーマ」もありますが、ここでは割愛します。
クリック報酬型の場合は、CTR(クリック率)はおよそ1%です。100ユーザーが訪問して、1人クリックしてくれるかどうかです。100記事を書いたら1人クリックしてくれるわけではありません。
1日100ユーザーを集めるには100記事が必要かというとそんなことはありません。30記事でも50記事でも1日100ユーザーは来てくれることはあります。
もう一方の成果報酬型の場合も、記事と広告のテーマの関係性が強ければ、CVR(コンバージョン率)は1%ぐらいあります。リサーチやマーケティングのセンスが高い人はもっとCVRは高い水準になるでしょう。
毎日100ユーザー集めれば成果は上がる
クリック報酬型のCTRは1%、成果報酬型のCVRも1%ということは、どちらの広告タイプを使った場合も、毎日100ユーザーをブログに集客できれば成果は上がる計算になります。経験上、毎日100ユーザーが安定して訪問するようになると何かしら成果は上がっています。
つまり、収益化するブログを運用している人が目指すのは100記事を書くことではなく、毎日100ユーザーを集めることです。
100記事を書いて毎日のアクセス数が100ユーザーに満たない場合は、引き続き、記事投稿を続けなければゴールとなる収益は発生しません。150記事、200記事と記事を書き続ける必要があります。
逆に30記事を書いて毎日のアクセス数が100ユーザーを越えていれば、目的となる収益化はクリアしているはずです。100記事を書いていないから半人前とは誰も思いません。
100記事を書け!は一般論としては正しい
では「100記事を書け」は根拠のないデマかというとそうではありません。
一般的に、100記事を書いた頃にはアクセス数も収益も上がっていることが多いので、まずはそこまで頑張ってブログ更新を続けましょうということです。100記事のすべてが当たり記事となることはまずありませんが、100記事のうちの何割かがアクセスを集める柱となり、アクセス数も上がってくることが多いです。
少ない記事数では当たり記事を生み出すことは難しく、数が多くなるほど当たり記事になる確率も上がってきます。それが100記事前後を書いた頃に多く見られるということです。
まとめ
収益化するためのブログを運用されている方は、成約率や広告クリック率を意識して、ブログ更新とアクセス解析を続けてみてください。
収益化するためには毎日どれぐらいのユーザーに来てもらうべきかを考えておきましょう。
上記でご説明しましたようにクリック報酬型、成果報酬型ともに収益化できる目安は全ユーザーの1%前後です。つまり100人に1人です。
100人を毎日集めるためには、100記事未満で目標を達成できることもありますし、200記事必要なときもあります。
「ブログを収益化したいのになかなか収益が上がらない」という方は、まずは毎日100ユーザーが訪問するようになるまでブログの更新を頑張ってみましょう。
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