「ブラウスを着ると脇がすごく臭くなる…」
普段は脇のニオイが気にならなくても、ブラウスや制服を着たときだけ脇のニオイがきつくなって「私ってワキガなのかな…」と心配になることがありますよね。
ブラウスを着たときに脇のニオイがきつくなるのは、ポリエステルなどの化学繊維で作られていて、汗を吸収しないからです。
ワキガ体質でなくても、脇が蒸れたり、汗をそのままにしているとツーンとしたニオイや酸っぱいニオイがするようになります。
適切に汗をケアして脇のニオイを抑え、ブラウスや制服にもニオイを染み付けないようにしていきましょう。
ブラウスは体臭がきつくなりやすい
脇のニオイが強くなるのは服の素材が大きく影響しており、素材によっては体臭がいつもより強くなることがあります。
ブラウスや制服は仕事で何度も着る服ですから、素材としては丈夫で長く着れて洗濯しても縮みにくいものが向いています。
そのような理由により、ブラウスはポリエステルやアクリルなどの化学繊維がよく使われているのですが、化学繊維は吸水性が悪く、脇汗をかいてもほとんど吸収しません。
脇汗をかいたまま放置していると細菌による分解が進み、脇のニオイを強める原因となります。
ですから、ブラウスや制服は汗で臭くなりやすい傾向があるため、普段よりもこまめな汗のケアが必要になってきます。
ブラウスにニオイを染み付けない方法
勤務先から一着しか制服を支給してもらえない場合や、制服を仕事のメンバーと共有するような場合は、毎日持ち帰って洗濯するということはできませんよね。
そういう場合は、とにかく脇汗を予防することが大切です。
インナーを着る
[nissen(ニッセン)] 滝汗さん 綿混汗取り パッド 付フレンチ袖 インナー 2枚組 十人十適 レディース オフホワイト+ベージュ LL セット組
肌とブラウスが直接触れ合っていると、脇汗もダイレクトに染み込んでいきますのでニオイ悪化の原因となります。
ですから、ニオイを抑えるためにインナーを着て脇汗を吸収させることが大切です。
インナーの素材には、吸湿性の優れた綿100%のものを選ぶと効果的です。
体臭と服の素材による相性の良し悪しについては、「ワキガを抑えるインナーの素材」でご説明しています。
最近は、汗取りパッドが付いたインナーもたくさんありますので、脇汗対策にはオススメですよ。
汗取りパッドを付ける
リフ あせワキパット あせジミ防止・防臭シート お徳用 モカベージュ 40枚
「インナーを何枚も買うのはお金がかかるから嫌だなぁ」という方は、汗取りパッドを使うとよいでしょう。
汗取りパッドが付いた専用のインナーは2,000円前後しますが、汗取りパッドだけであれば500円前後で買うことができ、出費も少なくて済みますね。
汗取りパッドを付けておくことで、汗が直接服に染み込むことを予防してくれますので、ニオイや汗染みの心配を減らすことができます。
汗脇シートを貼る
ブラウスから汗取りパッドが透けて見えることが心配だったり、制服(ユニフォーム)のデザイン上、付けることが難しい場合は、汗取りパッドよりも気軽に使える汗脇シートを使うとよいでしょう。
ベージュ系のシート(シール)を脇にペタっと貼るだけですので、周りから気付かれることもほとんどありません。
脇汗をシートが吸収してくれますので、ニオイや汗染みの発生を抑えてくれます。
デオドラントを塗る
かいた汗を吸収することも大事ですが、その前に汗をかかないようにすることも予防としては大事です。
脇汗を抑えるのに効果的なのは、デオドラントクリームを塗ることです。
ほとんどのデオドラントクリームには、制汗・消臭・保湿の成分が含まれていますので、脇汗をケアするには最適です。
かく汗の量を減らすことができれば、その分、ニオイも抑えることができますので、他の手法と合わせてデオドラントクリームでもケアをするようにしましょう。
着た後の制服を除菌する
制服(ユニフォーム)を他の仕事メンバーと共有するような場合は、着用後に除菌スプレーなどで服の脇周りを除菌しておきましょう。
そうすることで時間の経過とともに発生するニオイを抑制することができます。
二着以上あるなら毎日洗濯する
勤務先から制服(ユニフォーム)やブラウスを二着以上支給してもらえる場合は、持ち帰って毎日洗濯するようにしましょう。
「忙しいから時間がない」と思われる方がいるかもしれませんが、仕事から帰ってすぐに制服を洗濯し、翌日一日かけて乾かしておくだけですので、ぜひ実践してみましょう。
この習慣を続けるだけで、日替わりで洗濯したキレイな制服を着ることができ、衣服にワキガのニオイが蓄積されていくことも予防できます。

自宅で洗濯したら制服がヨレヨレになりそうだけど、大丈夫なのかな…?
制服の素材や形状によっては、自宅での洗濯は型崩れの原因になるため、ドライクリーニングに出さなければいけない場合もあると思います。
洗濯に失敗して着れなくなっては困りますので、洗濯する前に洗濯表示をチェックしておくようにしましょう。
ドライクリーニングが必要な場合は、3~4日ぐらいの間隔でクリーニングを利用するのが現実的な手段ですね。
ジムで使えるLINEスタンプです