ココログからWordPressに記事をエクスポートする手順を忘れないようにメモしておきます。
読んでいただくとお分かり頂けると思いますが、ココログからWordPressへの記事の移行については非常に簡単にできます。
※それ以外のデータについては少し工夫が必要です
前半はココログからの記事のエクスポート、後半はWordPressへのインポートとなっています。
1.旧ブログ(ココログ側)の記事をエクスポートする
まずは、ココログの記事をエクスポートします。
ここでエクスポートしたファイルを最後にWordPress側にインポートします。
1-1.ココログ管理画面にアクセスする
ログイン後、引越しするブログのタイトル(赤枠)をクリックします。
1-2.「読み込み/書き出し」をクリックする
ページ上部の「読み込み/書き出し」(赤枠)をクリックします。
1-3.ブログ記事のデータをエクスポートする
ページ下段の書き出しエリアにある「書き出し(IPv4のみ): 自分のブログ名」を右クリックしてサブメニューの「対象をファイルに保存」を選択します。
※サブメニューの名称はブラウザによって多少異なります
デスクトップなど分かりやすい場所に保存しておきましょう。
2.新ブログ(WordPress側)に記事をインポートする
ここからは上の手順でエクスポートしたココログのブログ記事データをWordPressに取り込む手順になります。
2-1.WordPress管理画面にアクセスする
ログイン後、左側メニューの「ツール」 > 「インポート」を選択し、「MovableType と Typepad」(赤枠)を選択します。
2-2.インポート用のプラグインをインストールする
画面右下の「今すぐインストール」(赤枠)をクリックします。
インストール後、ページ中段の「プラグインを有効化してインポートツールを実行」(赤枠)をクリックします。
2-3.記事をインポートする
上の1-3の手順でエクスポートしておいたファイルを「参照」(赤枠)より選択します。
ファイル選択後、「ファイルをアップロードしてインポート」(赤枠)をクリックします。
2-4.記事の所有者を選択する
ココログの記事は、WordPressのユーザーとの関連性がありませんので、この画面でどのユーザーが作成したことにするかを選択します。
選択後、「Submit」(赤枠)をクリックします。
※WordPressで利用しているデフォルトのユーザーで良ければ入力は不要です
記事のインポートが始まります。
ページ最下部に「All done.」が表示されれば完了です。
WordPressで作成したブログを表示して、記事が反映されているかを確認してみましょう。
3.インポート後に必要な作業
ここまでの作業で、ブログ記事の移行は完了です。
ただ、ブログの完全な引越しにはあと「2つ」されておくほうが良い作業があります。
3-1.画像ファイルの引越し
上記2-4の記事インポート完了後、ブログを確認するとすべてが移行しているように見えるのですが、実は画像ファイルはココログのサーバーに残ったままです。
ですので、ココログの管理画面では「マイフォト」に入っている画像、またはご自身でローカルに保存されている元の画像ファイルを新たにWordPressのサーバーにアップロードする必要があります。
※ローカルにない場合は、ココログのホームページを表示してダウンロードするという手段もあります
私が移行した際は記事数がそれほど多くなかったこともあり、ひとつひとつ記事を編集画面で開きなおして、画像を入れ替えしました。
正直言いまして、かなり骨の折れる作業でした・・・もしかすると、ちゃんとした良い手法があるかもしれません。
3-2.パーマリンク(URL)の設定
ココログの記事をインポートすると、それらの記事は新たなURLで公開されます。
その際、WordPressの設定に依存した命名規則となっていますので、各記事の編集画面を開いてご自身の意図したURLになっているかどうか、また、なっていない場合は手動で再設定し直していく必要があります。
4.最後に
ここまでの設定を終えると、ブログの引越し作業は完了です。お疲れ様でした。
ただ、最後の3-1、3-2の工程は、私自身も最良の方法かどうかは分からないところがあります。
記事の速やかなインポート作業に比べ、自分でやっておきながら非常にアナログなことをやっている気がしました。
ですので、もしご自身で作業されている際に効率の良い手順を発見された方は、必ずしも上記の手順に沿う必要はなく、新たな手法をお試し頂いて結構かと思います。
長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
お役に立ちましたら幸いです。
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