「抗菌・消臭加工の効果って、いつまで持つんだろう?」
下着や靴下には抗菌・消臭加工されているものが多いですが、その効果がいつまで持つのか気になりますよね。
永久的に効果が続くのか、それとも数ヵ月で効果は弱まっていくのか。
加工方法によって多少は異なりますが、一般的な抗菌・消臭加工の製品は、洗濯の回数を重ねていくと徐々に効果が落ちてくるといわれています。
抗菌・消臭効果の仕組みを理解して、上手にニオイケアをしていきましょう。
抗菌や消臭ってどんな仕組み?
抗菌・消臭加工の製品には以下のような特徴があります。
抗菌作用とは
抗菌は細菌の繁殖を抑えるもので、生地の表面に抗菌剤を塗布したり、細菌が嫌う金属化合物を織り込んで作られます。
似たような言葉として、細菌を殺す効果の殺菌や滅菌、細菌をそこから取り除く除菌などがあります。
太陽や蛍光灯の光を利用した光触媒(酸化力を利用した有害物質の除去)の効果を取り入れている製品もあります。
生地表面に抗菌剤を塗布している製品は、繰り返しの洗濯や生地の劣化によって、少しずつ効果が弱まることがあります。
消臭作用とは
消臭作用は、ニオイの成分が生地と触れることで、生地がニオイ成分を吸着したり、分解や化学反応によって無臭化する効果です。
こちらも生地の表面に消臭剤を塗布したり、繊維に練り込んで作られます。
生地表面に消臭剤を塗っている製品は、長く着ることによる劣化や何度も洗濯することにより、徐々に効果が弱まることがあります。
洗濯すると消臭効果が弱まる?
一般的な抗菌・消臭製品というのは、抗菌や消臭作用のある物質が生地の繊維に練り込まれていたり、生地の表面に塗布されています。
ですので、何度も洗濯を繰り返すことによって、消臭成分が剥がれ落ちたり、生地が劣化していきますので、徐々に消臭効果は弱まる傾向があります。
特に生地の表面に抗菌・消臭成分を塗布している製品は、繰り返しの洗濯による影響が出やすいといえるでしょう。
衣服の抗菌・消臭効果を維持するためには、ワンシーズンごとに新しく買い替えることも選択肢のひとつといえます。
衣服を複数買っておいて、着るサイクルを空けることも効果を長持ちさせる秘訣です。
汗や皮脂の蓄積が臭う原因に
抗菌・消臭製品を着用している場合でも、長く着続けることで徐々にニオイが気になってくることがあります。
繰り返しの洗濯により、抗菌・消臭成分が少しずつ剥がれ落ちることに加えて、洗濯で洗い落とせなかった汗や皮脂汚れの蓄積も影響してきます。
汗や皮脂汚れが生地にどんどん蓄積すれば、それだけニオイが発生する可能性も高くなります。
新品購入時には、どれだけ着てもニオイが気にならなくても、長く着続けた服では少しニオイが気になり始めることがあります。
効果が弱まったら消臭スプレーも
NULLA(ヌーラ) 急速イオン消臭ヌーラ 消臭スプレー 210ml
抗菌・消臭加工の製品は、洗濯を繰り返していくうちに徐々に効果が落ちてくるといわれています。
ですから、数ヵ月ごとに新しく買い替えることもニオイ予防には効果的ですが、やはりお金がかかることがネックですよね。
できるだけ長く着用するために、衣服専用の消臭スプレーを使うこともオススメです。
人気のある消臭スプレーとしては、イオンの力で消臭する「ヌーラ」や、クリーニング会社が開発したワキガ専用の消臭スプレー「デスピア」などがあります。
消臭スプレーを使用することで、服の抗菌・消臭効果と合わせてケアすることができますので、より効果的といえるでしょう。
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