デスクトップPCで無線LAN(WiFi)を利用する方法をご紹介します。
一般的なデスクトップPCは有線LANを利用することが前提ですので、無線LANを利用する場合にはWiFi子機を購入する必要があります。
自宅や事務所にあるルータ(ハブ)から距離が遠かったり、配線の都合で有線LANを利用できない場合に参考にしてください。
Wi-Fi子機を購入する
デスクトップPCで無線LANを利用するには、WiFi子機を購入する必要があります。大体2,000円前後で売っています。
USBに接続するタイプがほとんで、かなり小型化されています。一昔前のようなアンテナを立てるようなデザインのタイプはほとんど見かけなくなりました。
私がWindows環境で利用しているのは下記の2.4GHz専用のアンテナです。
(後で詳しくご説明しますが、私は最初、何も考えずに5GHz専用を購入して失敗しました…汗)
スピードテストのサイトで速度計測すると、光回線で昼間でも夜間でも平均して7~8Mbpsほどは出ていますので、ストレスなくインターネットできています。
パッケージには300Mbpsと記載されていますが、理論上の値なので実際の環境ではまず出ないと思っていいでしょう。まぁ、そんなにいりませんよね。
子機の設定はとても簡単で、付属のCD-ROMで必要なドライバーをインストールするだけです。その後、受信できる電波を選択し、SSIDを入力すればすぐに利用できます。
CDドライブが利用できないパソコンでも、インターネットからドライバーはダウンロードできることがほとんですので、特に心配はいりません。

無線LAN子機を購入する際の注意点
無線LAN子機を購入する際、しっかりとチェックしてから購入しないと「自分のPCでは使えなかった…」となる可能性もありますので注意してください。
私は何も考えずに購入して一つ無駄にしました。在庫として保管しています(苦笑)
利用するのはWindows?Mac?
Windowsを利用されている方が多いと思いますので、基本的には特に気にしなくても失敗はないと思いますが、無線LAN子機は「Windows専用」のものが多いです。
OSは、WindowsXP(SP3)以降であれば特に問題ありません。
Mac利用の方は無線LAN子機がMacに対応しているかどうかを確認してから購入するようにしてください。
無線LAN環境は2.4GHz?5GHz?
私が失敗したのはこれです。
「とにかく通信速度が早い製品にしよう」と簡単に決めてしまうと、実は5GHz専用という場合があります。
5GHzは無線LANの規格でいうと、11ac または 11a というように「a」が入っています。これに対応するアクセスポイントを利用している場合は大丈夫ですが、そうでない場合は5GHz専用を購入すると無線LANは利用できません。
5GHz専用には以下のような製品があります。
少し昔のアクセスポイントを利用している場合は、通信規格が2.4GHzである可能性が高いです。2.4GHzは、11n や 11g や 11b があります。そういった場合は、必ず2.4GHz対応の子機を購入しましょう。
簡単にまとめると以下のようになります。
5GHz | 11ac、11a(aが入っている) |
---|---|
2.4GHz | 11n、11g、11b(aが入っていない) |
まとめ
デスクトップPCで無線LANを利用するには、USBタイプの子機を購入するだけで簡単に利用できます。
ただ、購入時に自分のパソコンの「OS」と自宅や事務所の「無線LANの規格」は調べてから、対応機種を購入するようにしてください。
私のように未対応の製品を購入して(しかもガッツリ開封済み…)在庫にしなくて済むように皆さんには進めて頂ければと思います。

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