初めてめまいを経験。クラッ、フラッとは全く違う。目の前の景色が動く異次元の恐怖

健康

PR

これまで耳鳴りや難聴は何度も経験してきましたが、とうとう人生で初めて、めまいを経験しました。

私がめまいを起こしたのは、パソコンに向かって仕事をしている時でした。いつも通りにカタカタとキーボードを打っているときのこと、目の前のモニターが右にスーッと動きました。

目線を右にやったのではありません。目は正面を向いていますが、自分の周りの景色がすべて右にぐるっと回りだしたんです。もちろん実際に動いているわけではなく、そのように見えているだけなのですが。

「えっ?何これ」と思った瞬間、自分の頭が誰かにつかまれて上下左右に振られたような感覚になり、思わずデスクにうつぶせの状態になりました。そして強烈に気持ち悪い…。

目の前の景色がぐるっと動き出すという未知なる体験。異次元レベルの恐怖。

景色がぐるぐると回る状態は数秒で終わりましたが、その余韻からか1時間ほど吐き気やだるさが続き、まともに動くことができませんでした。

 

スポンサーリンク

体調の回復を待って耳鼻科へ

1時間ほど体調が戻らず、立ち歩くことができませんでしたので、しばらく横になって休息を取りました。その間も吐き気などの気持ちが悪い状態は続きます。本当に地獄。

ついさっきまで普通に生活していたのに急にこんなに最悪な体調になるもんだなと、意味なく考えたりもしました。座っても横になっても気持ち悪い。とにかく気持ちが落ち着くのを待つしかありません。

なんとか1時間ほどで気分が落ち着き、掛かりつけの耳鼻科へ行くことに。

耳鼻科では、めまいの検査や眼球の検査を行います。目をつむって直立するという検査があったのですが、これが意外と難しい…。ピシッと立てないんです。

私の体の重心がぶれているのではないかと思うほど左右にふらつきます。周囲に他の患者さんもたくさん居たので、少し恥ずかしい(苦笑)

この頃にはめまいはほとんど回復し、通常の体調でした。

突発性難聴と思っていたら聴神経腫瘍だった話
日頃から耳鳴りと難聴を繰り返すので、掛かりつけの医師に紹介状を書いてもらい、大きな病院でMRI検査を受けることになりました。耳鳴り暦はもう10年になります。私はこれまでの人生で三回、突発性難聴に似た症状を経験しています。ある日突然、耳鳴りと

 

処方されるのはビタミン剤や血流をよくする薬

私がよくなる耳鳴りもそうですが、めまいで処方されるのも神経障害に働きかける薬やビタミン補給の手助けをする薬が一般的なのだと思います。

私の場合は、聴神経腫瘍を患っているため、ストレスや血行不良も影響はあったかもしれませんが、腫瘍が影響している可能性も十分にあります。他にも、めまいの原因として浮腫(ふしゅ)が内耳にできてしまっているかもしれないとも言われています。浮腫とは体内に水ぶくれができてしまう症状です。

原因究明にはMRI検査ということになりますが、とりあえずは処方してもらった内服薬で様子を見ることにしました。

ひどい耳鳴りが続くときの対処方法。耳鳴りを抑えるのではなく、紛らわせて気にならないようにすることが大事
家でぼーっとしているとき、静かに集中したいとき、夜寝るとき、耳鳴りが気になりすぎて発狂したくなる。一時的に発症する耳鳴りなら我慢できる。数時間でおさまることが多いから。でも私の場合は違う。毎日ずっと、朝から晩まで。もう嫌になってくる。周囲が

 

めまいは精神的に滅入ってしまう

耳鳴りの場合は、音がうるさいだけなので、我慢すればなんとかなります。

しかし、今回味わっためまいは全く別次元でした。よく「めまい・耳鳴り」とひとくくりにされることが多いですが、めまいは症状が重い場合にはまともに立っていることができません。いや、座っていることさえ難しいかもしれません。

今回のめまいが一過性のものであればよいのですが、慢性的に起こると考えると精神的に滅入ってしまいそうです。体調も悪くなりますし、いつ起こるか分からないという恐怖もあります。

しかし、起きてしまったものは仕方ありませんので、毎日の生活で気をつけながら生活するしかないなと思っているところです。

また、今回の経験で分かったことはめまいは「フラッとする」「クラッとする」という症状とは全く違うということでした。

もし、目の前の景色が周り出したり、動き出したりしたことのある方は、早めに一度、耳鼻科や脳神経外科に診察に行き、適切に処置してもらうことをおすすめします。

ジムで使えるLINEスタンプです

ゆれる白いトリ

キノカッパ