ゲッティイメージズの画像埋め込みはアドセンスを貼ったサイトで使えるの?

WEB / IT

PR

ゲッティイメージズから非商用サイトに限り、無料で高品質な画像を埋め込みできるサービスが開始されましたね。

すでに多数のニュースサイトやブログでも紹介されているのでご存知の方もいらっしゃると思います。「ブログに利用できる素材が増えるなんてありがたい!」 と楽観視していたのですが、そこはやはり権利関係が複雑に絡む素材業界。利用規約を熟読して使うべきであろう、ということで色々と調べた内容をまとめておきます。

ブログとソーシャルメディアに埋め込んで共有できる画像を検索 – ゲッティイメージズ

スポンサーリンク

非商用なら無料で使用可

画像埋め込みサービスは個人的にはすごく魅力的なサービスだと思っています。写真のクオリティも非常に高いですし、スポーツ選手や芸能人など人物写真のバリエーションも豊富です。この写真の利用条件については公式サイトのFAQに以下の記載があります。

ゲッティイメージズの埋め込み画像を次の目的や形式で使用することはできません。

  • 製品の販売/資金の調達/プロモーションや宣伝を目的とする商用使用。
  • 中傷、ポルノ、その他違法となる使用。
  • ゲッティ イメージズのイメージ詳細ページで定められた制限に違反する使用。
  • 埋め込み機能の使い方以外での使用。

この4項目の中で、解釈が難しいのが最初の項にある「資金の調達」です。

当サイト含め、独自ドメインでブログを運営されている方はかなりの割合で、Googleアドセンスの広告を貼られています。またアフィリエイトでAmazonや楽天の商品を紹介している場合も多いでしょう。

こういったサイトが、資金の調達をしているのか?と聞かれると「No」とは言い切れないと思います。ブログを運営することで収益を得ているからです。それが月に数千円でも。ということは「資金調達をしているサイト」と指摘されれば「違反している」という解釈される場合もあるでしょう。

「他のブログでもよく見かけるから大丈夫だろう」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。特にインターネットにおける画像の著作権問題はグレーな状態で運営されている現状もあります。ですが、グレーはグレーです。ホワイトではない限り、何かしらの警告や請求を受けても文句は言えないことを理解しておくほうが良いでしょう。

ゲッティイメージズからの回答

公式サイトのFAQだけでは判断できなかったため、ゲッティイメージズに問い合わせをしてみました。

回答を要約するとアフィリエイト広告を貼っているかどうかではなくページ自体が報道目的であることがポイントになるようです。アドセンスなどの広告が貼っているサイトかどうかは関係ないということになります。

大事なことは、アフィリエイトにつながるような画像の使い方はNGだということです。

例えば、CDや書籍を紹介し、Amazonや楽天のアフィリエイトバナーでサイトへ誘導してあるような記事にその歌手や筆者の写真などを利用することはNGだと解釈したほうがよさそうです。

「この内容ならOKですか?」という個別の質問には答えてくれませんので、最終的にはすべて自己責任での利用になります。

最後に

ゲッティイメージズから提供されたこのサービスはとても魅力的なサービスだと思います。きちんと規約の範囲で利用すれば、クオリティの高い高品質の写真を自分のサイトに掲載できるわけですから。

何事にもルールはありますので、利用規約の内容を熟読し、自分のサイトに掲載することが適切かどうかを判断した上で有効活用されることをおすすめします。

皆さんの運用サイトがより良いものとなりますように。

ジムで使えるLINEスタンプです

ゆれる白いトリ

キノカッパ