植物には食用、薬用効果のあるもの、毒性のあるものがあります。
毒キノコやジャガイモの芽など、一部の植物に毒が含まれている事はご存知の方も多いかもしれませんね。
実は私たちの身近にも、猛毒が含まれている花がたくさんあるんです。ここでは散歩をしていてよく見かける、毒のある植物についていくつか紹介します。
身近にある毒のある花、木
スイセン
黄色くて可愛い花をつけるスイセン。庭先にもよく植えられています。
このスイセン、花が咲いている時は見分けがつきますが、葉だけになると、ニラと間違えやすいんです。ニラと間違えて料理に使い、病院に運ばれた…なんてニュースもよく見ます。
切った時にニラの香りがするかどうかで見分けて下さい。
スズラン
小さくて可憐な花のスズラン。とっても可愛くてつい触ってみたくなってしまいますが…これが危険!なんと花粉が食べ物についてしまっただけでも毒性を発揮するのです。
根や花に多く含まれる毒は、青酸カリの15倍の強さ。触れてしまったらよーく手を洗うようにしましょう。
キョウチクトウ
学校の回りに植えられている事が多い木、キョウチクトウ。株全体に毒を持っており、周辺の土壌にも気を付けなければいけないほど。
枝を燃やしたりすると毒性のある煙が出るので、これも気を付けましょう。
ヒガンバナ
赤や白の繊細な花のヒガンバナ。秋になるとあちこちで色鮮やかに咲いています。
ヒガンバナは特に球根部分に毒が多く含まれています。
レンゲツツジ
公園などで見かける庭木の定番ですね。小さい頃、学校帰りにツツジの蜜を吸ったりして遊んでいました。
でもこのツツジにも毒性の強い物があるんです。一般によく見られるピンク色のヒラドツツジには毒はありません。
毒があるのはレンゲツツジ。花はもちろん蜜も危険!うっかり蜜を吸ってしまうと中毒症状を引き起こします。
アセビ
公園などでよく見かけ、見た目はスズランのような可愛い花を咲かせるアセビ。(アケビ、ではなくアセビです)葉、樹皮、花に強い毒性を持っています。
葉を煎じて殺虫剤に利用されたりもします。
イヌサフラン
ユリ科の可愛い花ですが、球根や葉に毒性があります。
行者ニンニク、玉ねぎやジャガイモに似ているため、間違えて調理して食べてしまったケースが多くあります。間違えないよう注意が必要です。
まとめ
公園や学校でもよく見かける花で、毒があるものがこんなにあるなんて驚きでした。「可愛い花!」と安易に摘んでしまうのは危険ですね。
ペットとの散歩や、小さいお子様との散歩の際は特に注意していきましょう。

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