一般的に制汗剤はメンズ用とレディース用と分かれていますが、何が違うのか気になりますよね。
どちらか一方の効果が高いのか?違う性別タイプを選ぶと効果がないのか?など、気になる疑問を解決していきます。
成分の違いについて
制汗剤のメンズ用とレディース用では、成分に多少の違いはありますが、まるっきり違うというものではありません。
8x4MENによると、男性は女性と比べて、①低い気温で汗をかく、②皮脂の量が多い、③汗の量が多いという特徴があるそうです。
こういった事情を考慮して、メンズ用の制汗剤は開発されているんですね。
男性はニオイの原因となる汗や皮脂の量が女性に比べて多いわけですが、男性だけに生じるニオイというものはないということです。
男性も女性も同じ人間ですから、当然といえば当然かもしれません。
ですから、制汗剤の成分も大きく違うことはなく、メンズ用はレディース用に比べて汗やニオイを抑える成分が少し強めにしてあると推測できます。
製品ラインナップの違い
制汗剤のラインナップを見ると、メンズはクールな爽快感を重視した製品、女性は香りを重視した製品が多いことが分かります。
男性は汗を多くかく傾向があるので、使うときにクールな爽快感が求められることが多いわけですね。
一方、女性は使ったときの香りを意識される方が多いのでしょう。
日常でも香水を付けるのも女性のほうが圧倒的に多いですから、ただ制汗剤を使うだけではなく、使ったときの香りが重視されていることがラインナップを見れば分かります。
こういった違いにより、製品ラインナップもメンズ用とレディース用では異なってくるんですね。
デザインの違い
制汗剤のメンズ用とレディース用では、デザインもかなり違いますね。
これは単純に男性が好むものと女性が好むものでデザインが違います。
一般的には、メンズ用はクールで重厚感のあるデザインが多く、女性はキラキラとしていて優しいデザインが多いです。
マーケティング要素のほうが大きい?
ここまで、制汗剤のメンズ用とレディース用の違いについて触れてきました。
確かに男性と女性では体の仕組みが違いますので、制汗剤の成分も多少の違いがあるのは納得できますが、そこまで大きな違いはないと思われます。
女性でクールな爽快感を求める方もいるでしょうし、男女ともに受け入れられるデザインで販売すれば、わざわざ男女で分けて製造するよりもコストダウンできます。
例えば、男女ともに利用する目薬やコンタクトレンズのケア用品などは男女兼用ですし、それと同じようにすればいいように思いませんか?
必要な人はドラッグストアの販売コーナーに行って買うはずです。
なのになぜ、メンズ用とレディース用をしっかり分けて販売するのでしょう?
これには企業のマーケティングが大きく関わっていると推測できます。
制汗剤は体の悩みを解決する製品
最も大きな理由として、制汗剤は体の悩みを解決する製品であることが考えられます。
汗や体臭で悩んでいることを、あまり他人には知られたくないですよね。
ですから、それを解決する製品を買うときに、他人(特に異性)の目が気になる状況では買いにくいわけです。
メンズ用、レディース用と製品が分かれていることで、ドラッグストアの販売コーナーも必然的に分かれます。
化粧品や女性に需要のある製品が並んでいるコーナーに制汗剤も並びます。
そうすることで販売コーナーで見ているときに、女性は男性を、男性は女性を意識する必要がなく、安心して買うことができるわけです。
これは特に女性側の意識のほうを重視されていると思われます。
他の男性客が見ているコーナーで制汗剤をゆっくり見るのは少し恥ずかしいですよね。
このような購入者の心理も考慮して、制汗剤はメンズ用とレディース用を分けているのではないかと思われます。
ですから、「男性用だから」「女性用だから」ということに捉われず、使いたい製品、自分の体に合う製品を見つけて使うとよいのではないでしょうか。
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