先日、人生で二度目のMRI検査をしてきました。
前回と今回では大きく検査の内容が異なりました。「造影剤あり」です。前回は造影剤なしでした。
過去に胃のレントゲン検査で造影剤のバリウムは飲んだことがありますが、今回のMRI検査では、直接、体内に投与します。
大した心配もせずに検査に向かったのですが、なかなか大変な思いをしました。もう二度と造影剤はやりたくないと思っています。
どんなことが起こったのか、記録しておくために書きます。
補足ですが、造影剤の投与を否定するつもりはありません。画像の映りがよくなり、症状を見つけるのに役立つのでメリットは大きいそうです。ただ、私には合わなかった…。
事前の血液検査
MRIで造影剤を利用する場合は直接、血管に注射針で投与するもので、副作用が起こる可能性もあるようです。副作用の種類としては
- かゆみ
- むくみ
- 発疹
- 吐き気
- 冷や汗
- 動機
- めまい
などがあり、軽度のものから重度のものまで様々だそうです。
また、腎臓機能に異常があると投与はできないそうで、事前に血液検査を行って造影剤投与が行えるかどうかを診断してもらいます。私の場合は「投与できる」という判断でした。
主治医の先生から検査について一通り説明された後、同意書にサインをします。こういうのを書くということは少なからずトラブルがあるのでしょうね。慎重に読んでサインをしました。
検査の前に注射針の管を通される
検査当日は、造影剤を投与するための管を腕に通されます。点滴をするときの先っぽみたいなやつですね。
注射と同じように腕に針を刺されて、その先から伸びている長いチューブを腕にテープで止めてもらいスタンバイ完了です。そのまましばらく待合室で検査に呼ばれるまで待ちます。
自分の腕に見慣れない管が付いているので気になって、バシャバシャと写真も撮ってしまいました。ただ痛々しいので、ここでの公開は控えておきます(苦笑)
MRI検査は造影剤を投与する前後で1回ずつ
まずは造影剤を投与する前に一回、撮ります。15分~20分ぐらいでしょうか。「ガガガガガッ」とか「ピピピピッ」という轟音とともに検査が進行していきます。
あれだけうるさいのに途中でふと寝てしまっていそうになるのが不思議です。結局、寝ませんでしたけど。
その後、造影剤を投与されて二回目の検査(後半)が始まります。
看護師の方が「今から造影剤を投入しますね」と言って造影剤の投与が始まります。
すると、チューブの付いた右腕から体に向けてじわじわと冷たい感触が広がってきます。造影剤が体に巡っていくのがリアルに分かりました。
「おぉぉ投与されている」と感動していた矢先、なにやら異変が…
うぐっ!…
うぅぅぅぅ…
き、気持ち悪い!!!吐きそう!!!
と、急転直下で体調は最悪に。
すぐに検査技師の方に「すみません!気持ち悪くては吐きそうです!」と伝え、あわててMRIの装置から引っこ抜いてもらいました。
その後、看護師や先生方に症状を見てもらい、少し安静にした後、数分後に再開。
緊急用にナースコールのようなボタンを渡されて「気分が悪くなったらすぐに押してくださいね」と指示をもらいます。これで少し心強くなりました。
その後、約10分ほどで造影剤投与後の検査も無事に終了です。

検査後は少し休憩して帰宅
造影剤投与でアレルギーが出る/出ないに関わらず、投与後30分後ぐらい休憩してから、腕に通されているチューブを抜いてもらいます。
もし、その間にアレルギー症状が出た場合にそのチューブから副作用を抑える薬を投与するそうです。
30分ほど横にならしてもらい、体調も回復したので帰宅することにしました。
かかった費用は1万円弱です。いやぁ高いですよね…

MRI検査を終えて
これまでの人生で副作用やアレルギーといった症状はあまりなかったのですが、今回の造影剤はまともに食らってしまいました。
MRI検査の造影剤は必須ではありませんが、より鮮明に見せるためにはできるならやったほうがよいそうです。
でも私はもう造影剤はしない!苦笑

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