先日、人生三度目のMRI検査を受けてきました。
聴神経腫瘍の大きさをチェックするため、頭部のみのMRI検査です。前回は造影剤を使って検査したのですが、途中で気持ちが悪くなった経験があるので今回は造影剤なしにしてもらいました。
造影剤なしの場合は、食事や水分補給に関する制限はありませんので、いつも通りの生活をしながら検査を受けることができます。ちょっとありがたい。
これでMRI検査は三度経験したことになりますが、あの「キュキュキュキュ!」「ガガガガ!」という音と振動が苦手です。MRIの閉鎖的な空間もちょっと息がつまります。
一応、三度も経験すると、なんとなく検査の要領は掴めてきましたので、これからMRI検査を受けられる方が気になりそうなことに関して、ご紹介していきます。
頭部のMRI検査費用は8,000円前後
健康保険(自己負担3割)を利用して頭部のMRI検査をする場合、費用は8,000円前後(造影剤なし)です。
これには診察料なども含まれていますので、病院によって多少は異なると思いますが、大体これぐらいになると思います。
造影剤を使った検査になると1万円弱になります。造影剤なしの場合と比べると、2,000円ほど高くなります。
私は一年に一回ぐらいのペースで検査をしていますが、それでも大きな負担です。でもこればかりは聴神経腫瘍の進行具合によりますので、どうにもできませんね…。大事な脳のことなので仕方ないなと割り切って考えることにしました。

頭部のみの場合は服装もそのまま
頭部のMRI検査では検査服に着替えることはありません。病院に着て行った服装のまま、検査の装置に入ります。眼鏡や腕時計、指輪など貴金属は外します。
ズボンのホックやチャック、ベルトの金属程度であれば、特に気にする必要もなくそのまま検査を受けてOKだそうです。
検査服に着替えなくてもよいので、特に緊張する状態になることもありません。
検査時間は20~30分程度
検査時間は20~30分程度で終わります。
検査中は頭を装置にスポンジのようなもので固定されますので、首から下しか動きません。手や足は自由に動かせますが、装置の中はせまいのであまり動かすこともしません。じっとしています。
変に「動くな…動くな…」と考えてしまうと、逆に動きたくなったり、唾液がたまってきたりして辛くなるので、普通にしておくことが一番です。
途中でくしゃみやせきをしたくなるときに困りますが、今のところ我慢して乗り越えています。
検査の音はやっぱり苦手
検査中は頭の上で様々な音がします。
「ガガガガガッ」や「キューンキューン」のような大きな音が絶えずしています。おもしろいことに、なんとなく頭を輪切りで撮影している感じが分かります。
少しずつ音がずれていくので「今は右のほうを撮影しているな」というように雰囲気で分かります。
音と同時に振動も結構すごいです。寝転んでいるところの下の部分が「ドドドドッ」と小刻みに振動することがあります。「うぉーなんかすごいぞ」と思いますね。
振動がすごいといっても、検査台から転げ落ちるほどではありませんので、安心してください。そんなこんなで色々と考えていると検査は終了します。
検査後は結果をもらって帰る
MRI検査をした後、そのまま耳鼻科や脳神経外科で診察をしてもらうのか、別の日にしてもらうのかは人によって異なります。予約の取り方も違いますね。
MRI検査をしてくれるのはレントゲン技師の先生ですので、レントゲン室で診察をしてもらうことはありません。検査結果をもらって、別の診察室(または自分の掛かりつけの病院)で医師に診断してもらいます。

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