花の美しさが長く続くプリザーブドフラワー。花屋さんでもよく見かけるようになり、母の日や記念日などにプレゼントする方が増えています。
「プリザーブドフラワーは生花なの?」
「ドライフラワーとは何が違うの?」
「値段、高くない?」
と思った事はありませんか?
今回は、プリザーブドフラワーの特性や、ドライフラワーとは何が違うのか、などを簡単にまとめてみました。
プリザーブドフラワーとドライフラワーの違い
プリザーブドフラワーとドライフラワーの主な違いです。
プリザーブドフラワー | 生花や葉を専用の溶液を使い加工したもの |
---|---|
ドライフラワー | 生花や実、葉などを乾燥させて水分を抜いたもの |
それぞれの特徴について、ご紹介していきます。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは着色されている物が多く、色がとっても鮮やか。触ってみると少ししっとりとしたような手触りです。
「脱色・脱水」作用のある液と「保存・着色」作用のある液の2種類の溶液で加工します。
好きな色に着色できるので、鮮やかなアレンジメントを作る事ができます。溶液は手芸用品店などで手に入れることができ、誰でも作ることができます。
花びらが厚く、枚数が多い花が向いています。例えばバラ、カーネーション、あじさいなど。
造花とは違い、生の花を使っているのでとても繊細です。取り扱いには注意しましょう。
英語で書いてみると「Preserved Flower」。Preserved =保存された花、という意味です。「ブリザーブドフラワー」「ブリザードフラワー」ではないので、間違えないように覚えてくださいね。
ドライフラワー
お花を頂いた時など、輪ゴムや麻紐でしばり、逆さに吊るして乾燥させることで、ドライフラワーにすることができます。
ドライフラワーは乾燥させただけなので、触ってみるとパリパリしています。
生花の鮮やかさとはまた違ったアンティークのような風合いで、何気なく飾るだけでもおしゃれに見えます。せっかく頂いたお花なので大切にしておきたい!という時にオススメです。
また、プリザーブドフラワーと合わせてアレンジメントにも使ってみるのも楽しいです。
乾燥している間に花びらの形が変わってきてしまいそうな花は、使う部分だけをシリカゲルに入れて乾燥させる方法もあります。
元々水分の少ないセンニチコウやスターチスなどは空のコップに立てておけばすぐドライになります。
水分が少ない方が色や形が綺麗に残るので、アレンジメントに使いやすいです。割れてしまいやすいため、アレンジメントに使う際は注意しましょう。
アーティフィシャルフラワー=造花です。カタカナばかりで混乱してしまいますね…。
ビーズやレースを使った華やかなアーティフィシャルフラワーもたくさん種類があり、プリザーブドフラワーのアレンジにもアクセントで使うこともあります。
最後に
プリザーブドフラワーは加工がされているので少々値段が高いのですね。
最近では1つの溶液で作れる物も売っているので(らくらくプリザ液など)、プリザーブドフラワーを家で作ってみてはいかがでしょうか。

ジムで使えるLINEスタンプです