最近のガソリンスタンドはセルフサービスの店舗が増えてきましたね。
一昔前はガソリンスタンドに入るとスタッフが寄ってきて「いらっしゃいませ!」とドアを開けて会話を始めるのが普通でした。
最近ではそういったスタンドはほとんど見かけなくなりました。
スタッフにお任せするやり方に慣れている方、また、運転免許証を取得して初めてガソリンスタンドに給油しに行く人にとって、セルフ式での給油は少し緊張するかもしれません。
本記事では、これから初めてセルフ式ガソリンスタンドで給油してみようと思われている方に安心して利用できるよう注意点やポイントをご紹介していきます。
セルフ式スタンドに入ったらすること
セルフ式ガソリンスタンドに入ったときにすることをご説明します。
セルフ式ガソリンスタンドでは、給油設備(計量機)に誘導してくれるスタッフは基本的に居ません。
どこでもいいので空いている給油設備の前に車を停めましょう。
スタンドの手前でも奥でもどこでもOKです。
車の給油口が給油設備の前になるように停めます。
このとき、自分の車の給油口と同じ向きで停められる駐車スペースが空いていなければ、方向転換して逆向きに停めてもOKです。
イレギュラーな停め方が苦手な場合は、自分の給油口と同じ向きの給油設備が空くまで前の車の給油が終わるまで並んで待っておきましょう。

給油方法はタッチパネル操作で決める
給油の設定はすべて給油設備に付いているタッチパネルで行います。
エンジンを切って、給油口を開けたら、タッチパネルに向かいましょう。
このとき、お金も用意しておきます。
タッチパネルでは主に以下の内容を決めます。
- 給油の種類(ハイオク or ガソリン or 軽油)
- 給油量(満タン or 1,000円分 or 10L分など)
- 支払い方法(現金 or クレジットカード)
これらを決めると、まずは支払いの準備です。
一般的には現金払いが多いと思いますので、必要なお金を給油設備に投入します。
硬貨は利用できませんので、千円単位で投入します。
この段階ではまだガソリンを給油していませんので、先にお金を預けるイメージです。
ここまで準備が整えば、いよいよ給油の動作に進みます。
ガソリンを給油する
給油口の中にあるタンクのふたをくるくると回して外し、給油口の裏側に引っ掛けておきます。
そして自分が指定した種類(ガソリンやハイオク)のノズルを手に取って、タンクの穴にグサッと差し込みます。
その後、ノズルに付いているレバーを指でグッと引くことで給油が始まります。
給油はレバーを指で引いている間しか行われません。
レバーを離すと給油も止まります。
ここで給油できる量は、投入したお金の範囲内のガソリン量となります。
例えば、タッチパネルで給油量を「満タン」と指定して、1,000円だけ投入したとします。
実際には満タンになるまで5,000円が必要だった場合は、ガソリン補給を開始して1,000円分になった段階でノズルから出ているガソリンがガチャ!と止まります。
それ以上は一滴も出ません。しっかりできています。
ですので、どれぐらいのお金を投入すれば満タンになるのかは、車のガソリンメーターを見て残りの量を把握しておく必要があります。
といっても、それほど厳格に残量を見る必要もありませんが(苦笑)
よく分からなければ、1万円札を投入しておけば、満タンにできます。
もちろん、お釣りは返却されますので安心してください。
小銭でジャラジャラとお釣りをもらうのが嫌な方は、1,000円分や3,000円分など金額を指定して給油するのもいいでしょう。
給油が終わったら、忘れずにタンクのふたを閉めて、給油口のふたもパタンと閉めましょう。
セルフ式のメリットとデメリット
セルフ式のメリット
セルフ式のガソリンスタンドの最大のメリットは、ガソリンの値段が安いということです。
スタッフがたくさん常駐しているスタンドに比べて、人件費がかかっていないからです。
セルフ式を利用する人の大半はこのメリットが目的ともいえます。
もうひとつ、スタッフとのやりとりがないので、オイル交換やエンジンルームの点検などの営業トークをされることがないことです。
毎回断るのもなんとなく申し訳ないですし、だからといってわざわざ別でお金を払うことをしたくないですからね。
デメリット
個人的にデメリットはほとんどないと思います。
セルフ式といっても無人ではなく、事務所にはスタッフがいますので、何か聞きたいことやトラブルがあれば声をかけることができます。
唯一、思いつくとすれば、窓拭きサービスやゴミ捨てサービスがないということでしょうか。
これらもスタンド内で自分ですることができますので、そこまでこだわる必要はないと思います。
ですので、ほぼメリットだけを考えておけばいいと思います。

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