パソコンの買い替えをしてから処分に困っていたのが、昔のパソコンとハードディスク(HDD)です。処分予定のHDDは何度もデータ削除ツールとOS再インストールを繰り返して行い、とりあえずそのまま廃棄しても大丈夫だろうという状態にはしていましたが、最終的には物理的な破壊をしたいと考えていました。
色々調べてみると、企業にHDDを引き取ってもらい、物理的に破壊してもらった後に廃棄証明書を郵送してもらうサービスもありましたが、手続きの途中でHDDが紛失したりすると元も子もないので、ソフマップのハードディスク破壊サービスを利用することにしました。このサービスは店頭で本人の前で物理的に破壊してくれるので、HDDを破壊するまで自分の手元から離れることはなく安心です。
何やらステマっぽい始まり方になっていますが、ソフマップと私は何の繋がりもありません(笑)
店頭へHDDを持ち込むだけ
ソフマップのHDD破壊サービスを受ける際、予約をする必要はありません。直接、店頭カウンターで申込みをしましょう。
ご自分でHDDをパソコンから取り外せる方はHDDだけ持って行けばOKです。かさばることもありませんので、お手軽ですね。「自分で取り外すのはちょっと・・・」という方はパソコンごと持ち込まれると良いでしょう。
HDD破壊サービスの料金
HDDを破壊してもらうのに必要な料金は1個あたり 930円(税別) です。これを安いと思うか高いと思うかは皆さんそれぞれだと思いますが、ずっと「どう処分しようか」と悩みながら置いておくよりは、930円でサクっと処分できるので私は安いと思います。
破壊サービスとは
手続きが完了すれば店員さんにHDDを渡して破壊してもらいます。破壊といってもハンマーでHDDを潰すとかそういうサービスではなく、HDD内のディスクに穴をあけて物理的にデータの読み込みを出来なくするサービスです。
ソフマップ店頭のカウンター内に小さい金庫のようなボックスがあり、店員さんがその中にHDDを差し込んでスイッチを入れます。その間はとりあえず様子を眺めておきましょう。10秒ほどで店員さんがHDDを取り出し、穴のあいた状態を見せてくれます。
こんな感じでHDDに穴があきます。1回の作業で4ヶ所同時に穴があきます。穴をのぞいてみると貫通していることが分かります。
店員さんが「これぐらいでいいですか?」と聞いてくれますので、数が少なくて不安な場合は何回か繰り返してもらうようお願いすれば大丈夫です。最終的に私は8ヶ所あけてもらいました。
HDDの裏側もこのような感じでモコモコっと穴が到達しています。こちら側から穴をあけてもらうことも可能です。
破壊後はHDDを「引き渡し」か「持ち帰り」
納得するまで穴を開けてもらったらHDDをソフマップに処分してもらうか持ち帰るかを選択して終了となります。目の前で破壊してもらってますので廃棄証明書は特にもらいません。
ソフマップで処分してもらう場合は写真に残しておくことで「いついつ廃棄したな」と記録を残しておくことができるのでオススメです。それでも心配な方は破壊されたHDDを持ち帰るほうが良いでしょう。
不要なパソコンの廃棄(引き取り)について
HDDの廃棄と合わせてパソコンも廃棄(引き取り)してもらうことができます。新しいパソコンで値段が付くものは買い取りとして扱われると思いますし、値段の付かないような古いパソコンであれば、引き取りしてもらえます。
ソフマップ会員になっている場合は、100ポイントを引き取りの際に付与してもらえます。企業に廃棄を依頼すると廃棄料を払わないといけませんので、ありがたいサービスですね。
最後に
ソフマップのハードディスク破壊サービスは思っていた以上にお手軽でした。破壊に要する時間も1分もかかりませんので、本当にあっという間という印象です。
いつか廃棄しないとなぁと頭の片隅にあった残タスクがこれほど簡単に完了できたのはありがたいサービスだと思います。
一応、心がけとしてHDDを持ち込む前にはご自身でツールを利用してデータ削除しておくことや再インストールを何度か繰り返しておくなど、事前の準備はしっかりされておくことをオススメします。
納得のできる段階まで対応が完了したら、店頭に持ち込んで最終処分という流れが理想的かなと思います。
ご参考になりましたら幸いです。
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