先日、コロナウイルスを発症した人が同じスポーツジムに通っていたと報道されていました。
【速報】千葉の発症者 同じジム利用 市川市 濃厚接触者約600人 – FNNプライム
確かにスポーツジムは、ウイルスが蔓延する条件が揃ってしまっているように思います。
- 密室空間である(多少の換気はもちろんされていますが)
- 近距離で他の会員と接する
- 汗や唾液などが器具などに付着している
- 長時間滞在する
- 不特定多数の人が出入りする
少し考えただけでも、スポーツジムはこういった環境であるが故に、ウイルス感染のリスクが高そうに思います。
コロナウイルス感染拡大でジムに通う人は減っている?
これだけコロナウイルスのことが騒がれていますので、スポーツジムに通う人は減りそうなものですが、私の印象では通常と変化なしです。
普段でもジム内に会員がたくさんいる日、いない日はありますので、たまには「今日は少ないなぁ」と思うこともありますが、それが毎日続くわけではありません。
ジムで運動しようと思っているぐらいですから、基本的には咳をゴホゴホする人もいませんし、いつもと変わらぬ光景という印象です。
ただ、今回のコロナウイルスは症状の出ない潜伏期間も1日~14日とされているようで、今は健康でも実は保菌者という人が混じっている可能性もゼロではないでしょう。
そう考えると、冒頭でご紹介したニュースのようにジム内での感染はどこのジムでもあり得ることだといえるかもしれません。

ジムでのウイルス感染を防ぐために
スポーツジム経由でコロナウイルスに感染しないようにするには、やはりスポーツジムに行くのを控えるということが一番でしょう。
マスクをしながら運動するのもしんどいですので、やはり「ジムに行かない」という決断をすることが大事なのかもしれません。
ですが、スポーツジムでの運動を日課にしていたり、警戒しすぎては何もできないと思われる方も多いと思います。
ですから、これだけコロナウイルスへの警鐘を鳴らされていたとしても、スポーツジムには毎日たくさんの人が出入りしています。
では、スポーツジムには行くけども感染はしないようにするにはどうすればいいのでしょうか?
咳込んでいる人の近くに寄らない
高齢の方でよく咳込んでいる人はたまに見かけますが、他にも明らかに不自然な咳をしている人がいたら、今は近くに寄らないようにしましょう。
ジムでのトレーニングは長時間同じ場所ですることが多いので、咳込んでいる人がコロナウイルスの保菌者なら、自分に感染してしまうリスクが高まってしまいます。
マスクをしながらジムで運動している人は皆無ですので、咳による飛沫は周囲に飛び散り放題です。
怪しい咳をしている人がいたら、近くに寄らないようにしましょう。
狭いスタジオなどであれば、勇気を出して退室するのも大切です。
トレーニング後は手洗いとうがいをする
ジムでのトレーニングを終えたら、速やかに手洗いとうがいをするようにしましょう。
手や喉にウイルスが付着したまま放置すると、感染のリスクが高まります。
シャワールームや洗面所で手洗いとうがいをし、体に付着した菌を洗い流すことが予防の第一歩です。
面倒だから「自宅に帰ってからやろう」ではなく、ジムから出る前にしておきましょう。
最後に
コロナウイルスの感染拡大が毎日のように報道されていますので、できるだけ不特定多数の人が出入りするところには近寄らないというのが、感染予防としては大事だと思います。
ですが、やはり社会生活をする上ですべての行動を自粛することはできないということもあると思います。
健康管理のためにスポーツジムで運動している場合、それをピタッと止めてしまうのは精神的にも肉体的にも負担になる人もでてくるでしょう。
ですから、スポーツジムに通いながらも、できるだけ感染のリスクを減らせるように予防に努めることが大切だと思います。

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