「耳鳴りの原因はストレスでしょう。ストレスを溜めないように心がけてください」
耳鳴りがして耳鼻科で診察してもらったときに、多くの人が医師から言われるセリフです。私も片手では足りないぐらい言われています。このセリフ、もう聞き飽きました…。
「そんなことできるならとっくにしてるわ。現代社会でストレス溜めずに生活できるならその方法を教えてくれ!」
仕事、勉強、人間関係、お金…などなど、ストレスのない人生なんてあるんでしょうか。残念なことに、耳鳴りは特定の原因が見つからない限り「原因はストレス」で片付けられてしまいます。診察後に血流をよくする薬を処方してもらって終了です。
「ストレスを溜めないこと」を意識して生活しても耳鳴りの改善は難しいです。見えないところでストレスは溜まります。その結果、再発したり、悪化したり。そしてまた通院して薬で抑えて…を繰り返すことになります。
いつまでこんな生活を続けなければいけないんでしょうか。耳鳴りのない生活はどうやったら手に入るんでしょうか。耳鳴りしない人がうらやましい…。
結論から言いますと、耳鳴りを治すには体質を改善するしかありません。気持ちだけで耳鳴りが治れば誰も苦労しませんし、医者もいりません。
大事なことは自分で前に進むことです。何もせずに待っていても勝手に治ってはくれません。

その耳鳴り、本当にストレスが原因?
まず最初に、耳鳴りの原因を確認しておく必要があります。
耳鳴りの原因として、ストレスや自律神経失調によるものが多いのは事実です。しかし、それ以外に脳や耳の病気が原因で耳鳴りすることもあります。
ですから個人での勝手な判断は危険です。耳鳴りしたら、必ず一度は耳鼻科へ診療に行ってください。
ちなみに私は、ストレスからくる耳鳴りと、聴神経腫瘍という脳の病気による耳鳴りの両方の症状があります。毎日ずっと鳴っている耳鳴りは病気によるもので、「ストレスが溜まってるなぁ…」というときは突然大きな耳鳴りがします。
もう10年近く耳鳴りがしていますので、自分で違いが分かるようになりました。何のメリットもない…。

原因が見当たらない人は体質改善するしかない
耳鼻科で検査してもらっても、特定の原因が見つからない場合もあります。その場合は、ストレスや自律神経失調による耳鳴りである可能性が高いでしょう。
だからといって、日常生活でストレスを減らすことは難しいです。現代社会はストレスだらけですから。そうなれば答えはひとつ、耳鳴りしにくい体質になるしかありません。
体質を改善するには以下のような手法があります。どれも意識的に行うことで取り組めるものばかりです。
- 生活リズムを整える
- 適度な運動
- 偏りのない食事
- お酒・タバコを控える
ですが、耳鳴りに悩まれている方は、このようなことはすでに取り込んでいる方が多いと思います。こういったことだけではなかなか改善しないのが耳鳴りですから…。私も意識的に取り組みましたが、劇的に改善するということはありませんでした。

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