レンタルサーバーの転送量とは?ページ容量を計算する方法

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ほとんどのレンタルサーバーのプランには「転送量」という比較項目があります。

転送量とは、ユーザーがホームページにアクセスした際に、対象となるWebサーバーからダウンロードするデータ量のことを指します。転送量には、HTMLファイル、画像ファイル、動画ファイルなどが含まれます。

 

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転送量の制限について

1ページ内の大量の画像ファイルや動画ファイルを設置していると、Webサーバーへ大量のリスエストを送信していることになりますので、負荷をかけていることになります。

また、アクセス数が多いサイトも頻繁にWebサーバーへリクエストを要求していることになるため、負荷が高くなる傾向があります。

一般的な共用サーバーの場合、自分以外にも同一のサーバーに収容されているユーザーが複数いますので、ひとつのホームページが極端に負荷をかけてしまうと、他のユーザーのサイトにも表示が遅くなったり、サイトが表示されないといった影響を与えてしまいます。

こういった悪影響を与えないように各レンタルサーバーでは、収容人数のバランスを考慮して、プランごとに転送量に制限値を設けています。30GB/日50GB/日 などの記載をご覧になったことがあると思います。これらは「その値までなら他のユーザーに影響を与えないようなバランスにしています」という目安です。

格安プランは同一収容サーバーに多くのユーザーが同居している状態ですので、他のユーザーに影響を与える(または影響を与えられる)可能性が高いため、この転送量の制限が小さな値になっていることがほとんです。

料金プランの高いサーバーは、同一サーバーに収容されているユーザー数も少なく設定されていますので、転送量の制限は緩和されています。

 

転送量が無制限のプランとは?

レンタルサーバーには転送量無制限というプランを提供している場合もあります。

1日あたりや1ヶ月あたりの転送量に制限がないため、アクセス数の多いサイトに適しています。ただし、転送量無制限のプランでも制限をかけられることはあります。それは「同一アクセス数の制限」です。

同一アクセス数とは、ホームページにユーザーが一気に押し寄せたときの数です。サイトがテレビやニュースサイトで紹介されたりすることで一気にユーザーに注目され、ホームページへアクセスが集中することがあります。

この際に転送量無制限だからといって何人でもアクセスできるかというとそうではありません。サーバーがダウンするほどの急激なアクセス増加に関しては制限をかけられます。

つまり、転送量無制限といっても日々のアクセス数がまんべんなく多い場合には有効ですが、突発的なアクセス増には制限がかかると覚えておきましょう。

 

ページ容量の測定方法

レンタルサーバーのプランで「1日あたり10GBまで」と言われても、自分のサイトがどれぐらいの容量なのかすぐに分かる人は少ないと思います。

転送量無制限のプランは他のプランと比較すると少し高い料金設定になっていることが多いですので、ページ容量を把握して適切なプランを選びましょう。

ネット上で検索すると色々と測定ツールが出てきますが、比較的人気があるものをピックアップしました。以下はどちらも測定したいURLを入力して数秒待つだけで結果が表示されます。

ちなみに本ページを測定すると、前者ツールで828KB、後者ツールで835KBと結果が出ましたので、およそ830KBと判断できます。ツールによって多少の誤差はありますので、およその参考値として活用してみてください。

この値をもとに1日のアクセス数で計算すれば、自分のサイトがどれぐらいのデータ転送量があるのかが計算できると思います。

 

最後に

データ転送量はレンタルサーバープラン選びで比較する大事なポイントのひとつです。

料金やディスク容量も大切ですが、転送量を気にしておかないとアクセス数の多いブログでは毎日アクセス制限を受けるという失敗につながる可能性もあります。

自分のブログのアクセス数と各ページの容量を把握して、自分に適したプランを見つけてくださいね。

 

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