[2015年]デスクトップのOSシェアをチェックしておこう

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2015年8月時点での国内デスクトップパソコンのOSシェアを調べました。

2015年7月29日よりMicrosoftからWindows10の無償アップデートが提供されましたので、今後はWindows10のシェアが大きく伸びていくものと予想されます。

Web制作に関わる方にパソコン、スマホ解像度のシェアやブラウザシェアもまとめていますので、是非ご活用ください。

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国内デスクトップパソコンのOSシェア

WindowsとMac、その他Linuxを含めたデスクトップOSのシェアを「StatCounter」の集計データで確認することができます。以下のグラフは日本国内の2014年9月~2015年8月(1年間)でのデータです。

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PC-StatCounter-os-JP-monthly-201409-201508-bar現時点ではWindows7のシェアが50%を超えていることが分かります。この次にリリースされたWindows8とWindows8.1を足すと約20%で、この2つ(Windows7とWindows8)を足すと全体の約70%に達します。デスクトップにおけるWindowsのシェアは相変わらず大きいですね。

少し意外だったのは、既にOS延長サポートが2014年4月8日に終了しているWindowsXPも5%ほど残っているということでした。外部へのネットワーク接続をしていない環境下での利用も考えられますね。なお、WindowsXPに標準搭載されていたブラウザのInternet Explorer6シェアは1%未満まで減っているとされています。

関連記事:[2015年]日本国内のブラウザシェアと推移グラフ

現時点でシェアNo.1のWindows7は、メインストリームのサポートが2015年1月13日で終了しており延長サポートも2020年1月14日で終了予定ですので、今後はWindows10への移行が進むことになるでしょう。

ただし、セキュリティ更新プログラムは延長サポートによって提供が続きますので、企業で利用しているデスクトップパソコンのWindows10への移行は、WindowsXPの時と同じように延長サポートの終了間際での駆け込みタイプになる可能性もあると思います。システム開発会社には少し嬉しい特需が待っているかもしれませんね。

直近1年間のOSシェア推移

続いて、OSシェアの推移を2014年9月~2015年8月(1年間)で見てみましょう。WindowsやMacなどデスクトップOSを対象とした「StatCounter」の集計データです。

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PC-StatCounter-os-JP-monthly-201409-201508Windows7のシェアは大きな増減なく推移していることが分かります。この背景には恐らく、企業でのデスクトップ導入や買い替えなどがまだWindows7で止められているからではないでしょうか。

本来ならばWindows8のシェアがもう少し大きく伸びてもよさそうですが、Windows8購入後にWindows7へダウングレードするなどOSはWindows7を引き続き利用されていることが想像できます。企業の場合、業務ソフトの動作検証なども必要となり、OSリリースのたびにそれらを検証するということが現実的ではないという事情があるのだと思います。

関連記事:モニター解像度のシェアを調べてみた(2016年6月版)

最後に

OSシェアは特に業務ソフトを開発する企業にとって重要なデータだと思います。クライアントに対して新規提案やリプレイス案件を進める中で、どのOSまで対象とするか重要な判断基準になると思います。

シェアが少ないOSは対応しているアプリケーションが少なかったり、サポート期間も短くなる可能性があります。企業の場合は5年先、10年先を見据えた導入となることが多いと思いますので、こういったデータを上手に活用されてみてはいかがでしょうか。

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