我が家のメインPCであるwindows7が突然、壊れました。
もう少し正確にお伝えしますと、いつも通りにパソコンで作業していると「スコンッ」と電源が勝手に落ちて再起動し、念のため、セーフモードで立ち上げました。そこまでは「まぁなんだか分からないけど、たまにあるよね」ぐらいに思っていました。
がしかし、セーフモードで立ち上げた後、一度、シャットダウンして立ち上げ直そうとしたところ、思わぬ事態が発生しました。
電源をポチッ、ファン「ウィーーーーーーン」、電源ユニット「ガコンッ・・・」
そして再起動。この繰り返しをひたすらやっています。
実は、数ヶ月前にも同じような症状が発生し、その時は電源ユニットを交換することで復旧しました。でもそこからほとんど月日は経っていないため、さすがに同じ電源ユニットが原因ということは考えにくいわけです。つまり、マザーボードが損傷・・・もういいや、終わりだな。
電源ユニットも交換してみましたが、案の定、症状は変わらず、我が家のメインPCは「利用不可」の状態へ進みました。
ということで、データをなんとか取り出さないと大変なことになってしまうので、サブPCとして利用しているMacBookにデータをコピーするための奮闘記です。

windows7内蔵のHDDをMacは外付けHDDとして認識する
先に結論をお話しますと、windows7のOSがインストールされているHDDをMacの外付けHDDとして接続すれば、無事に認識し、すべてのデータを閲覧することが可能です。
パーティションの分け方によっては複数のドライブとして表示されるかもしれませんが、一通りチェックすればデータにはアクセスできます。私の場合は2つのドライブとして表示されましたが、なんとなく分かりました。
windowsとMacはフォーマットが異なるので、試す前は「さすがに無理かな」と思っていたのですが、心配する必要はなかったようです。良かった・・・。
ただ、windows内蔵のHDD自体が損傷してしまっている場合は認識しない可能性もありますので、ケースバイケースと言えるかもしれません。
SATAのHDDをUSBポートをつなぐアタッチメント
windows7内蔵のHDDをパソコンの筺体から取り出しても、そのままではもちろん別のMacで見ることはできません。アタッチメントが必要です。
今回は「フリーダム SATAドライブ対応USB2.0外付け接続セット FHC-241」を購入しました。値段も千円ちょっとですので「まぁ失敗してもいいや」ぐらいの気持ちで。なぜなら対応OSの欄にMacの表記がなかったもので・・・苦笑
もちろん、結果的に十分に満足できる製品でした。Macでも認識しました。
これでSATAのHDDとMacのUSBポートをつなぎます。
利用方法はとてもシンプルで、ドライバーのインストールも不要です。難しいことを考えなくてもMacはwindows7内蔵HDDを外部デバイスとして認識してくれました。
後は見覚えのあるフォルダをどんどんコピーしていけばOKです。このアタッチメントがあれば外部デバイスとしてwindows内蔵のHDDはいつでも認識してくれますので、すべてを丸々コピーしなくても必要なものだけにしておいてもいいかもしれません。
windows10でも利用可能でした
ちなみに上記の製品は、対応OSがwindows7までの表記になっていますが、windows10(64bit)でも問題なく認識し、利用できました。
ということは現行で販売されているOSであれば、ややこしいことを考えなくても利用できそうだなというのが使ってみた感想です。

最後に
パソコンはいつ故障するか分かりません。「まだ大丈夫だろー」と思っていても突然トラブルが起こるのがパソコンです。
まずは日頃から大事なデータはバックアップを取っておくことが大切だと再認識しました。私も最低限のデータはバックアップしていましたが、いざデータが無くなると覚悟した時に「あれもあったら良かった・・・」と思うものがいくつもありました。
今回は、windows内蔵のHDDが無事でしたので、外部からデータを取り出すことができましたが、HDDがクラッシュしてしまったらデータは一切、救出できません。
パソコンと共にすべてを失った・・・とならないよう、日頃からデータの管理には気をつけておきたいですね。
ジムで使えるLINEスタンプです