「仕事や勉強で集中していると聞こえてくるキーンという耳鳴り、なんとかならない?」
耳鳴りによって集中力が途切れたり、ストレスになって辛い思いをされている方も多いと思います。私も10年近く耳鳴りのある生活をしています。
耳鳴りの音は、会議室や自習室のように周囲が静かだったり、夜だったりすると日中よりもはるかに大きな音で聞こえますよね。
慢性的な耳鳴りの場合は急には治まってくれませんので、どうにかして音を紛らわせる必要があります。
本記事では耳鳴りを気にならなくする方法についてご紹介します。
耳鳴りのパターン
耳鳴りには「キーン」「ピー」という高音タイプ、「ゴー」「ポー」という低音タイプ、さらには「ザー」「シュー」というような雑音タイプなどがあります。
また、その音も単一の場合と複数が混じった場合があります。
これらの音の違いは原因となる場所によって異なるものと考えられていますが、正確なことはまだ解明されていません。
恐らく、皆さんも上記のいずれかに近い音が鳴っているかと思います。

耳鳴りを紛らわせる方法
耳鳴りは音によって原因が特定されるものではありませんので「この音のときはこの方法で紛らわせる」とは決まっていません。
耳鳴り全般に対する対処法になります。
音楽を聴く(静寂を避ける)
耳鳴りの音を紛らわせるのにおすすめなのが、音楽を聴くことです。
私たちの脳はあらゆる音の中から必要な音を聞き分けています。自分に必要のない音は聞き流すようになっています。
しかし、静寂な環境ではほとんど音が存在しないため、聞こえる音を聞き分けることなく不必要な音でも聞こえてしまいます。普段なら日常の騒音によってかき消されている耳鳴りも静寂な環境下ではダイレクトに伝わってきてしまうんですね。
そこで、音楽を聴くことで耳鳴りの音を脳が気にしないようにしてあげるわけです。「私たちが必要としているのは音楽の音、耳鳴りは不要」となれば、耳鳴りの音はボリュームダウンして聞こえてくるはずです。
なお、音楽を聴くにあたっては大きな音でかけては仕事や勉強に集中できませんし、耳にも悪影響です。イヤホンで小さい音で聴くなど工夫してみましょう。

ストレッチや伸びをする
長時間座ったり、立ちっぱなしでいると筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。
そうすると耳や頭に十分な酸素が行き届かず、耳鳴りの症状を悪化させてしまう可能性もあります。
ストレッチや伸びをすることで筋肉の緊張をほぐし、代謝を上げ、血行をよくしてあげましょう。
軽いストレッチは気分転換にもなりますので、仕事や勉強に一区切りついたときにはぜひ積極的に取り組んでみてください。
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