ディスプレイ広告の画像サイズについて

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YDNやGDNのディスプレイ広告にイメージ画像を利用する際、利用可能な画像フォーマットや画像サイズ、ファイルサイズをまとめました。YDNとGDNで少し異なる部分がありますので、この機会にぜひ確認してみてください。

これからディスプレイ広告(YDN/GDN)を始める方、運用を始めて間もない方は下記の運用マニュアルもぜひ合わせてご覧ください。現場で使えるディスプレイ広告の運用ノウハウをまとめています。

ディスプレイ広告の運用マニュアル

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画像フォーマット(拡張子)

イメージ広告を作成する際に利用できる画像フォーマット(保存時の拡張子)です。

1. 静止画像

よく見かける静止画像のフォーマットはYDN/GDNともにサポートされています。特にGDNでは非常に多様なサイズが掲載できます。

YDN
(Yahoo)
GDN
(Google)
JPEG
GIF
PNG

2. アニメーション画像

アニメーション画像は、GDNのみ利用が可能です。(2015年3月現在)

YDN
(Yahoo)
GDN
(Google)
アニメーションGIF ×
SWF ×

画像サイズ(ピクセル)

YDNとGDNに掲載できるイメージ広告の画像サイズです。共通で利用できるサイズGDNのみ利用できるサイズがありますのでチェックしておきましょう。下記グラフのサイズは「ヨコ×タテ」を示しています。

1. PC / タブレット向けのイメージ広告

YDN
(Yahoo)
GDN
(Google)
300×250
インライン レクタングル
336×280
レクタングル(大)
×
240×400 (※1)
レクタングル(縦長)
×
320×50 (※1)
モバイル ビッグバナー
×
320×100
モバイルバナー(大)
×
468×60
バナー
728×90
ビッグバナー
970×90
ビッグバナー(大)
×
250×250
スクエア
×
200×200
スクエア(小)
×
120×600
スカイスクレイパー
×
160×600
ワイド スカイスクレイパー
300×600
ハーフページ
×
970×250
ビルボード
×
300×1050
ポートレート
×

(※1)この2サイズはGDNのアニメーション広告に対応していません

2. スマートフォン向けのイメージ広告

YDN
(Yahoo)
GDN
(Google)
300×250
インライン レクタングル
320×100
モバイルバナー(大)
320×50
モバイル ビッグバナー
250×250
スクエア
×
200×200
スクエア(小)
×

実際のサイズ感を確認されたい方は、Google公式ヘルプのイメージ広告の作成方法とサイズにサンプルが掲載されていますのでご覧ください。

ファイルサイズ(容量)

イメージ広告のファイル上限サイズはYDN/GDNともに共通です。(2015年3月現在)

YDN
(Yahoo)
GDN
(Google)
ファイルサイズ 150KB以下 150KB以下

作成する画像サイズに迷ったら

ディスプレイ広告を設定する際、イメージ広告も合わせて作成されると思います。GoogleもYahooも対応サイズが非常に多いため、どれが有効なサイズなのかの判断が難しいと思います。一般的なブログやポータルサイトで広告掲載エリアが設定されている中で、一番主流なのはレクタングル(300×250)です。

このサイズの掲載スペースがあるサイトは、

  • Yahoo関連サイト
  • アメブロ
  • ココログ
  • クックパッド

など、大手サイトのほとんどが対応しています(これらはほんの一部です)

また、これはGoogleとYahooの広告サイズ両方に存在するサイズであり、パソコン/スマホの両方に対応できるサイズなため、かなり対応力は高めです。他にもスクエア(250×250)やレクタングル大(336×280)などたくさんありますが、すべてを網羅するには数十パターン全て作成する必要がありますので大変ですね。

オススメはまずレクタングル(300×250)を1つ準備し、その他のサイズ用に代替テキスト広告を設定しておきます。しばらく運用すると、コンバージョンやクリック率の高い掲載先サイトが見えてきます。その段階でサイトに採用されている画像サイズを追加作成し、テキスト広告との反応の違いを見てみます。

画像自動付与オプション

静止画像を自社で作成しない場合は広告管理ツールで自動生成するシステムもあります。画像自動付与というのは、リンク先ページ内の画像やYahooがストックしている素材写真と管理ツールで設定したテキストを組み合わせて、バナーを生成してくれるオプションです。イメージ画像を作る費用や時間がない場合に利用されると良いと思います。

効果が高いのはイメージ広告?テキスト広告?

ディスプレイ広告にはイメージ広告とテキスト広告タイプがあります。

以前はテキスト広告がクリック率が高いと言われてましたが、最近ではイメージ広告のクリック率も高くなってきていると言われています。ですので、イメージ画像を準備して作成しなかった画像サイズに対してはテキスト広告を代替で表示されるように設定することが一般的です。

このように設定しておくと、広告枠のあるサイトがテキスト広告のみを表示許可に設定していた場合は必然的にテキスト広告が採用されます。逆の場合はイメージ広告が採用されます。広告枠が両方表示可能になっている場合は、品質やクリック率などの指標が優れている広告が採用されます。

イメージ広告にはテキストで社名も入れよう

イメージ広告を作成する際、バナー画像のどこかに運用元情報を記載する必要がありますね。一般的には社名やブランド名のロゴが入っているかと思います。

社名を表記する際、以下の2パターンに当てはまる場合はロゴのみよりもロゴ+テキスト併記のほうがクリック率が高まる傾向がありました。

社名・ブランド名が英語のロゴ

英語表記のロゴの場合、製品や看板とセット見ることで「あの会社ね」とか「このブランド知ってる」と認知できる人が多いのではないかと思います。そういった場合は、リスティング広告内にロゴだけを配置してもユーザーは一瞬ピンと来ません。もちろん、訴求内容を見ればユーザーも気づくわけですが、イメージ広告はキャッチコピーが大事だと言われるように、もし社名・ブランド名が訴求の力になる会社であれば、そこもテキスト訴求するほうが相乗効果があると考えられるわけです。

ロゴを見ただけでユーザーが自社製品を思い出すのは難しくても、テキスト表示にしてユーザーの頭の中で音に変換してもらうことで「知っている会社、知っているブランド」と気づいてくれます。すると安心・信頼感から「クリックしてみよう」というアクションになりやすいわけです。

シンボルマークだけで名称の入らないロゴ

これも上記で説明した理由とほぼ同じです。もちろん審査を通すためにはテキスト併記が必要かと思いますが、ロゴマークを主張しすぎて社名・ブランド名のテキストは補足扱いで表記してしまうと、ユーザーに気づいてもらうチャンスを失い、流し読みされてしまう可能性が高まります。

最後に

このようにYDNとGDNでは共通の部分とだいぶ異なる部分があります。これら以外にも色々と異なる仕様があります。

なお、今回ご紹介しました内容は、YDNやGDNの仕様変更に伴って変更になる可能性があります。それぞれの最新情報については下記の公式ヘルプページもご確認ください。

ご参考になりましたら幸いです。

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